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子供の御稽古事

今年度も後半に差し掛かり、来年度に向けての様々な諸手続きがまた始まりました。
公立の小学校内でも、今年に入ってわりと早い時期に、来年度登録の有無確認の用紙が配られたり、各御稽古の新規•再登録の時期でもあります。

新規の場合は、Porte Ouverte(公開レッスン)の見学をしたり、説明会に出席したりして、どのような御稽古事をさせようかと悩む親御さんも沢山いらっしゃることでしょう。

さて、我々も今、色々な書類を記入しては、小切手(御稽古にもよりますが、小切手支払いの所が圧倒的に多く)などの準備をし、着々と来年度の御稽古事の再登録を進行中です。

日本語の方も来年も続ける事になり、5月早々に始まった再登録手続きをまず済ませました。

そして、ひとつひとつ登録も終わる事に、ああ、もうすぐまた2ヶ月近くある長い夏休みが来るんだなあとも思う頃になります。

年齢が上がるに連れて、子供の持つ興味や出来ることも変わってくるので、子供の意志を尊重しながら、送り迎え可能な範囲で時間などをオーガナイズするのも毎回一苦労です。

継続は力なり、、、。色々試してみたいけど、でも全部は出来ないし。。。

とりあえず、来年度も我が娘は去年と同じお稽古事を続けることになりました。

バレエのレッスンが週2回あるのが、結構しんどくなってきていたのですが、他のスポーツと言っても、新規登録をして、席の確保をするのも結構大変なのが事実。

様々な事情で、今後ずっと続けていけない事は分かってはいますが、続けられるだけ続けてみようと言うことになりました。

単に御稽古と言っても、学校という共同生活の場所とはまた別に、子供が輝ける場所を持つ事の大切さはここ最近痛感しております。

学校以外の子供達や大人との出会いがあって、色々と交流や情報交換をすることは、生きている世界が狭まらずにいられるようです。

そして、まだまだ親の送り迎えは続きます。。。。


(コンセルバトワール再登録申込書の一部です。)











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