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モンマルトルの丘

今週は、一気にまた寒さが戻って来たパリです。 昨日は、家族で一年ぶりのモンマルトルの丘へ。 サクレクール寺院にも寄り、ここからの眺めを楽しみにやってきました! 階段でも登る事が出来ますが、昨日はこれに乗り。 サクレクール寺院内へ。簡単な手荷物検査がありました。 素晴らしいモザイク画とステンドグラスが、一杯! この見晴らしを求めて。 何時見ても感動もののサクレクール寺院。 残念なことに、ちょっと大気汚染があった昨日のパリ。でも、年末に、今年もこの景色が見られて良かったです。

教会のクレッシュ(イエス•キリスト誕生場面)

最近、ここ数年の恒例行事になってきたのが、クリスマス休暇中に、教会のクレッシュ巡りをすることです。 パリ市内でも、ノートルダム、サクレクール、、、、などなど、かなりの数の教会(寺院)があります。 その中でも必ず行くようになってきたのが、サンジェルマン教会とサンシュルピス教会です。 この二つは、サンジェルマン界隈の徒歩で行ける距離になるので、ひとつ行けば二つ目も必ずはしごしています。 娘がまだ小さい頃には、ノートルダムにも行っていましたが、最近は、人もそんなにいないこの界隈の教会が丁度良い感じで。。。 サンジェルマン教会の入口。通りには、クリスマス市が毎年開催されています。 オフロンドと呼ばれる、ロウソクを灯す場所。教会内に、何カ所かあります。 朝はちょっと雨が降ったりしていたのに、午後になるとお日様が! ありました、ありました! 目の前に座り、お祈りできるようにもなっています。 こちらは、サンシュルピス教会のクレッシュ。大きめで見やすかったです。 立派なパイプオルガン。 神聖な場所です。。。 以前勤務していた界隈なので、通りなどもなじみ深く。。。 お買い物をして寄り道しつつ、結構長い間歩いて帰った後は、朝のうちに作って置いたガトーショコラと今年初のフレッシュライチを。 ちなみに今日から年末の大掃除を始めました。 そして今度は、大晦日、お正月メニューを考えなくては〜! さあ、どうしよう!

メリークリスマス♬

御陰さまで、今年も無事にクリスマスイブ、クリスマスが終わりました。 24日(土)にお店を開けて頑張って働いてくれた主人のためにもごちそうを準備しなければ!と朝から娘と二人で、クリスマスケーキ作りや、お料理を頑張っておりました。 当初はビュッシュドノエルを作る予定が、やはりショートケーキが食べたくなり、 こちらに。。。今回は生クリームの立ちが良く、飾り付けもしやすくて良かったです。 娘がパパとママに作ってくれた手作りクラッカー(🎉)をテーブルに飾りつけしつつ、ささやかながら、イヴの夜の食卓を家族水入らずで囲みました。 メリークリスマス〜♬🎅🎄✨

映画鑑賞

ちょっと話が前後しますが、今週一日空いた日があったので、ある友達が娘にクリスマスプレゼントとしてくれた映画券を持って、映画を観て来ました。 近所の映画館が新しくなってからというもの、本当に近くて便利なのが嬉しいです。 日本ではモアナと言われているのでしょうか、こちらではヴァイアナというタイトルでした。 既に観てきた御友達からは、評判で、私達も楽しみにしていました。 青い海の映像を観て、ああ海に行きたい!と思うくらい、奇麗な映像が一杯で、話もとても良かったです。 次に観たいのはこちら。 http://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=232143.html バレリーナです。 音楽院内での仲良しのうちの一人の御友達が、プロのバレリーナを目指していることもあり、娘も以前2年間程コンセルバトワールで習っていたこともあり、で、とっても興味があるようです。 さあ、いつ行こうかな。

あっという間にクリスマスです。

今年は、何だか“あっという間”という言葉を良く使う一年でした。 1月から本当に様々なプロジェクトがあり、あっという間に12月、もうクリスマスなのが信じられません。。。 このクリスマス休暇に入ってすぐ、学校の宿題は詩の暗唱以外、全て終えた娘。 日本語の宿題(絵日記、漢字のプリント、音読など)も、残すは音読のみ。 あとは、毎日の音楽の練習と、バカンス明けの試験勉強が待っています。。。 9月から、ハープのレッスンとは別に、ピアノのレッスンが毎週入ってきたので、バカンス中の宿題が新しいものも入れてピアノだけで5曲もあり。。。 それにハープの個人の曲とアンサンブルの曲、歌の方と合わせるともう何曲あるのでしょうか。。。 1月からまた演奏会も入ってくるし、少しずつ気分転換をしながら、娘には頑張ってもらいたいものです。 そして、今週は我が家に娘の音楽院の御友達、幼少の頃からの御友達が遊びにやって来ました。 当初の予定とは、ちょっと色々変わってしまったのですが、それぞれ楽しく遊ぶことが出来、娘も大満足〜! 少しずつ、少女から成長して来ている娘達。 まだまだあどけなさを残しつつも、ここまで立派に大きくなったものだなあとしみじみ。。。 10歳の娘達の会話に、私も時折混じわらせてもらいながら、楽しい一時を過ごせました。 やはり、御友達と仲良く遊ぶ姿を見ることが、親としては一番嬉しいものなのかも知れませんね。。。 さあ、明日はもう12月23日。イブとクリスマスの食事のメニューを決めなければ。。。

日本語学習の今後について

今年10歳になった娘は、幼稚園の年中になった9月に、年齢では5歳から日本人幼稚園の土曜日クラス(午前中のみ)に一年だけ通い、その後、6歳で、現在通っている日仏文化センターで、日本語学習を週に一度、1時間半だけ勉強しています。 1年生の1組から入学し、今年は無事に5組になりました。 12月のクリスマス休暇前には、年に二回ある、恒例の音読発表会があり、既に9回目ともなると、流石に手慣れたものだなあと感心しながら、鑑賞していた所です。 さて、5組と言うと、こちらでは、小学校の最終学年に値します。 ただ、この日仏文化センターでは、進み具合が日本より遅いので、現在小学校4年生でも、実はまだ小学校三年生下の国語の教科書を使用しています。 そして、来年の9月からは中学生になる予定の娘。 実際に日本の小学校6年間の教科書を終わらせたい場合、このセンターの授業を普通に続けた場合には、あと6年(飛び級がなく通常で行った場合)は必要で、ということは、高校生になるまで、続けないとならなくなります。 学区内指定の中学校の噂が良く無い場合や、日本語を強化したい、続けたい場合には、 OIB(Option Internationale de Baccalauréat)と呼ばれる、国際オプションのバカロレアが受けられる、日本語セクションが設置されている中学校を受験する生徒達が出て来ます。 ここで、日本語セクションに合格した場合には、もう日本語学校に通う必要がなくなる訳ですが(それでも続けたい生徒は別として)、中学校進学時で、今後の進路をどうするか悩む時が来るようです。 我が家の場合は、中学からは、時間割的に通いづらくなるので、授業時間か、日にちを変えないと続けていくのは厳しくなります。 ただ、今のクラスメイト達もいいし、日仏の子供達同士の普段の交流の機会が少なくなるのは、残念でもありで。。。 将来的に日本語を使うか否か、自分と同じような友達と出会い、肩を並べて学べる事、それだけでも子供達には、日本語を学ぶだけではない何かを学んでいるのは確かです。 さて、来年はどうなることでしょうか、、、。

クリスマス休暇突入です!

今日から、待ちに待ったクリスマス休暇が始まりました〜。 1週目は、御友達と遊ぶ予定を何日か入れている娘。。。 普段時間がない分、休暇中に色々補っている我が家ですが、年末年始が明けたら、早速学校での試験週間、そして音楽院での演奏会などが待っているので、遊ぶところは遊び、勉強するところは勉強する(練習する)といったお休みにまたなりそうです。 さて、昨夜やっともみの木を購入! また本物にするか、プラスチック製にするか迷いに迷った挙げ句、今年は本物にしました。 1月に入ったら、路上に捨てるのではなく、ちゃんとリサイクルに出すと決めています。 さりげない、良い香りがもみの木のある居間に漂うのが嬉しいものです。 以前からあるプラスチック製の小さいもみの木と並んだ、大きなもみの木。 娘が楽しく全部飾り付けをしてくれました。

コンチェルトの夕べ

学校も後一日で今年は終了という日の夜に、家族でコンチェルトを聴きに行って来ました。 同じ15区のコンセルバトワールに通う御友達が、コンセルバトワール内で開催されていたコンチェルトコンクールにピアノで優勝し、ガラコンサートを行うということだったからです。 幼い頃からピアノを始め、ご両親も両方共に音楽家であるこの御友達。 以前に一度、娘もソルフェージュが同じクラスになり、彼女の弾くピアノを聴く機会が何度かあったのですが、娘自身も忙しくなり、ここ一年以上聴いていなかったので、とっても楽しみにしていました。 まずは、ビオラで優勝した生徒達が2名、ソロでオーケストラと共に演奏を。 その後はその御友達がソロでピアノを。 立派な演奏でした! 私達は、15区のコンセルバトワール内のこのオーケストラの演奏を聴くのは初めてて、今指揮をしている先生が、来年、娘も参加するハープのアンサンブルとも演奏会をする予定なので、とてもいい勉強にもなりました。

シャンゼリゼのクリスマス市

お休みに入ってからゆっくり行こうと思っていた、シャンゼリゼ大通りのクリスマス市に、たまたま近くにお出かけしたので、行って来ました。 とっても暖かなポカポカ陽気の日曜は、朝でも結構な人出が。 コンコルド広場の大観覧車とオベリスク。 観光用のパリのオープンカー二階建てバス。朝日が眩しい! 恒例のりんご飴。美味しかったです。

オーケストラ•コロンヌ

12月ともなると、あちこちでバレエや合唱などの発表会だなんだと聞きますが、今年は我が家はちょっと余裕があり、鑑賞する側にいます。 日曜日の朝に、娘の先生が参加する、子供向けのオーケストラ演奏を聴きに行って来ました。 パリ•フィルハーモニーへの学校遠足以来、なかなかオーケストラを生で聴きに行く時間がなかった娘にとっても久々でした。 凱旋門近くの会場へ。 中庭に面した会場。 とっても趣きがあります。 スクリーンもあり、良く見えるようになっていました。 この時の指揮者は、おじいちゃん。 でもパワフルで、説明も上手な方で、さすがでした。 先生ともご挨拶をし、舞台に上がらせて頂いたり、一緒に写真を撮ったり。 知っている方が演奏しているオーケストラ鑑賞は、いつもよりも親しみを感じ、とても近くに感じられて良かったです。

土曜日のお出かけ

あと1週間で、こちらはクリスマス休暇に入ります。 さて、今朝も娘は2時間のハープのレッスンを終え、その後は御友達へのクリスマスプレゼント等を探しに行き、帰宅してお昼を食べて、急いで宿題を終わらせていました。 私は、いつもの待ち時間の間に、御友達のお子さんのバレエの発表会を観に行き、とっても素敵な時間を過ごす事が出来ました。 そして、夜は久々のお出かけ。 パリの繁華街(笑)まで、先生の薦めもあり、ハープの音楽喜劇鑑賞に行って来ました。 ハープのイメージがかなり変わる、とっても面白いスペクタクルでした。 ポンピドーセンター横の路地を入ると小さな小劇場が。 こちらがちらし。色々なスケッチ(寸劇)があり、描写がとっても面白く、笑いの絶えないスペクタクルでした。 最後には私の大好きな、パッヘルベルのカノンのパロディまでが。 クリスマス休暇中は、毎日上演されているそうです。

パリ他22都市での自動車交通規制日

今朝、バスに乗り、いつものように、定期券を機械に通そうとすると、ブーっと嫌な音が。。。何度やってもピーンといつものように鳴らないので、どうもおかしいなと思ってよく見てみると、12月6日(火)の今日一日は無賃乗車が出来ますと書いてあり、バス内の次の停車所の電光掲示案内にも、今日の乗車運賃は一日無料だとの案内があり、やっと訳が分かりました。 次々に乗ってくる乗客も、定期を機械にあてるたびにみんなブーっ。 思わず娘と笑ってしまいました。 実は本当は、ここ数日大気汚染がひどくなってきたので、パリ及び22都市で、車の規制のために、共通交通機関を無料に!との政府からの要請があったからのようです。 どうやら最近、一日の終わりに目がクシュクシュする(花粉などの時のように)、頭痛がするなあと娘とも言っていたのですが、大気汚染の影響だったようで。。。 セーヌから見えるエッフェル塔も快晴なのに、スッキリは見えず。。。 バロン•ド•パリ、空気を観測するこの気球をどうも最近朝から良く見るなあと思っていたので、その謎が溶けました。 ああ、自然の奇麗な空気が吸いたい。。。

冬のヴェルネゾン

今年の冬は既に雪もちらつき、どうやら昨年よりも寒い冬が続きそうなフランスです。 そんな中、昨日はまたお店の手伝いに行って来ました。 今年は、クリスマスイブとクリスマスの日が土日に重なるので、24日は開けたとしても、25日はどうする??とお店仲間と話をしています。 娘を学校に送った後、セーヌ河上の朝焼けが見えてきたのでパチリ。メトロでクリニャンクールに向かいます。 他の蚤の市にも少しずつクリスマス飾りが始まり。 かなり早く着きました。まだ薄暗い界隈。 暖房を入れても、あまりにもまだ寒いので、すぐ近くにある新しく変わったばかりのお店のモロッコ風クレープとミントティーで温かい朝食を頂きました。

またあっという間に1週間が終了しました。

今週は、主人の姪っ子が、3年間ずっと温めて来た経営学の博士論文発表審査会に参加し、晴れて博士号を取得したので、既に博士号を持ち、自分の妹の博士論文を手伝ってきたその兄の主人の甥っ子、その姪っ子の両親、旦那さん家族、生物学での博士号を持つ主人の弟家族などが集合して、いつもよりとても賑やかな1週間となりました。 娘も、日本語学校をお休みして、その論文発表会を公聴する事が出来、とても良い経験が出来ました。 私がフランスに来てからというもの、論文発表会を公聴するのは2回目です。 始めは、主人の弟の発表をもう10数年前に公聴したのですが、今よりも仏語はまだまだで、そして理系の生物学の論文を聞くのは、やはりかな〜り難しかったのですが、今回は経営学。 技術的な言葉で、分からない、知らない事も多々ありましたが、前回よりはまだマシで、知らなかった事を知る良い機会になりました。 高校で進学校に通っていたと言っても、勉強は嫌いだった私です。 仏語が大分分かるようになった時に、主人に仏語だけではなく、なんか違う勉強をして、ちゃんと資格を持っていた方がいいと言われた事がありますが、仏語で他の勉強なんてできなーい、と自分に甘かった私も早在仏20年。。。 途中で色々と研修を受けたり、フランス語のレベルアップを測ることもありましたが、その当時は、仏語が話せて、日本での仕事経験があれば、わりと簡単に仕事は見つかった時代です。 とにかくまずこちらで働いてみたかった私は、本当に様々な場所と業種で働かせて頂くことは出来ましたが、こうやって、姪達の生き方を見ていると、いや凄いなー、自分には出来ないなーと素直に思ってしまうのです。 さて、そんな中、既に12月、師走の月に入り、2016年ももうすぐ終了と言うことで、今年はまたさらに、娘の御陰で、私達の生活環境にいい変化があり、新しい世界を見させて貰うことが出来たことに感謝しつつ、お店なども益々、気合いを入れていかなければと思った今日この頃です。 また1週間があっという間に終わりましたが、忙しくてもとても楽しい1週間でした。 寒い日々が続きますが、クリスマスデコレーションが奇麗な街並のパリは、寒くても外でそれを鑑賞するのが楽しい毎日です。 ギャラリーラファイエットのウインドーデコレーション。 こちらはあるショッピ

パリの市民コンセルバトワールの話 その5

さて、今回は実際の授業などの話をしたいと思います。 CE1の小学二年生(7歳)で、それぞれ週一回、一時間のソルフェージュの授業、合唱の授業を受けます。合唱に関しては大きなテストはなく、ソルフェージュにはそれぞれ中間テスト、期末テスト、学年末テストなどがあり、ここで、平均点に達しないと落第か、その年のクラスを維持という形で進級できません。 合唱は一年に一度、発表会があり、保護者達の前で、成果を見てもらう機会もあります。 その後、CE2の小学三年生(8歳)から、楽器の個人授業が週一回、30分程入ります。 最近は合同レッスンをとる形も出始めて来ていて、一時間で二人の生徒を一緒に見ることもあります。 娘の先生曰く、フランスはバカンスが多いので、週30分の授業が年間で20時間程。それしかレッスンがないことを考えると、一回でも休んでしまうことのもったいなさ、家で練習をしなければ、余計に進みは遅くなるので、なるべくレッスンは休まないで下さいと と言う訳で、どれほど、毎回のレッスンが大切か話しているのを聞いたことがあります。 この年から、ソルフェージュ、合唱、楽器レッスンという形になり、どう授業を繋げて、コンセルバトワールに上手く通えるようにするかも、大切になってきます。 楽器を専攻し始めると、年一度、オーディションという発表会(公聴会)があります。その他、コンセルバトワールのプロジェクトなどのコンサートに参加したり、先生によっては、他のコンセルバトワールのクラスも掛け持ちしている人もいるので、そちらと交流したりもして、色々な音楽活動に参加することもあります。 CM1の小学四年生(9歳)になると、先生の指示があった場合、アンサンブルのレッスンが追加され(ビオラの場合は最初の年から、と聞きました。でもこれも担当の先生や生徒数、その生徒の各レベルなどにもよるようです。)、益々、コンセルバトワールに通う時間が増えてきます。 娘は二年目から参加することになり、他のハープの生徒達との交流や一緒に音楽劇をしたり、と、とても良い経験になっています。 通常は、4年間のソルフェージュの授業を終えて、第一期課程終了試験(口述、筆記)を通って初めて、次のステップ、第二期課程に進めます。 年間の授業態度、成績なども考慮されます。 今までは点数、名前、進級出来るか云々が

気温がマイナスになったパリ

お早うございます! 今朝は一段と冷えたパリで、マイナス2度とか聞きました。 いつも公害で、空気が汚れていると感じるパリも、今日は本当に寒いですが、清々しい朝でした。 セーヌの上を渡るのは本当に寒かったのですが、 バスもなかなか来ないし、歩いて行くと 奇麗で、気持ちの良い空気で、寒くても歩いて良かったと思いました。 こちらは、フランスに来てから、その当時70歳で編み物を始めた、今は亡き祖母の作品。フランスの冬は寒いだろうから、と主人とお揃いで編んでくれました。 もう15年以上、大事に使っています。

日曜の一時

土日にもやる事が一杯の娘が、あまりにも机にばっかり向かっているので、逆に心配になり、昼食後、キックボードでお散歩に出かけて来ました。 外がまだ明るいうちに、ちょっと息抜きに行こう!と。 いつものように区長舎まで。 もう少しお散歩しようと界隈をグルグル。 久々のこの公園。 一瞬人出があまりなく、静かな時間がそこにありました。 外の空気を一杯吸って、娘は一杯動いて、すっかりクタクタになっていました。 これでよし!笑。

特別時間割ダブルコースの受験 その2

国営フランスラジオ放送の試験の最中に、今度は音楽院の方の仮登録が始まっていて、試験日とその順番の発表などが全て公けに公表されるので、まずはちゃんと登録されているかどうか、ドキドキしながら、その発表を待っていました。 その間に、二つのハープのコンクールがあったり、アンサンブルの音楽劇があったりと、もう本当にめまぐるしい日々で、娘も遊ぶ時間が、殆どなくなってしまっていました。 今から思えば、9歳にして、それなりにすごい日々を送っていたと思います。 そして、これが受験と言うものなのか、、、とふと思ったりもしました。 音楽院の方の第一次試験は、最初から10人の審査員の前で、選択した曲を、その場合わせのピアノ伴奏付きで、最後まで暗譜で歌うテスト、リズムテスト、くじ引きで与えられたテキストを音読するテスト、短い面接でした。 フランスラジオ放送の時には、審査員もそれぞれが、志願者の書類を山済み状態で机に並べ、色々その都度チェックしていたようなので、娘によると、じーっと見られる時間が少なかったのもあったのでしょうか、そこまで緊張しなかったようですし、わりと楽しかったようなのですが、音楽院の方はなんと志願者リスト、紙一枚だけで、10人の審査員がとても真面目な顔をして、試験を受ける娘の審査を一心にしていたようなので、娘もかなり緊張したようです。 志願者のレベル自体もフランスラジオ放送よりも高い雰囲気があり(既に何らかの形で合唱団に入って色々と経験していたり、楽器などでも、既に音楽の経験があるような子達が多く志願していたようです)、合格発表までは、本当にドキドキの毎日でした。 当日の試験に遅れが出ていたので、その日の夜に合格発表があるかわからなかった為、ずっと結果を気にかけていてくれた先生が、帰り道で音楽院を通るから、仕事の後に一応立ち寄って見て来てあげるわよ〜と有り難い提案をして下さったので、試験日の次の日の朝に、結果を見に行こうと思っていた私は、夜になって先生からの朗報が入った時、既に寝ていた娘を起こして、先生と主人と娘と、その喜びをみんなで分かち合っていました。 さて、次は第二次試験、ソルフェージュ(楽典)の試験です。 これは、第一次試験に合格した生徒のみで、志願者みんなの前で口頭で答えるものだったようです。このテストを受けると晴れて音楽院に合格します。

特別時間割ダブルコースの受験 その1

パリ市内で、声楽•合唱団所属で特別時間割コースがあるのは、地方音楽院と国営フランスラジオ放送付属の児童合唱団の二つになります。 こちらは所謂CM1の小学4年生から、Terminaleの高校三年生までのコースで毎年年度末には進級試験があるので、その結果及び、ついていけない、態度が悪い、やる気が見られない、など色々あると、会議された結果、落第、退学があります。 他の学校も書類選考や実技などで、審査に通り、自分の行きたい中学に受け入れ枠さえあれば、その特別時間割コースに入学出来るのですが、学校での授業が終わった後は、自分自身で、スポーツならスポーツクラブに所属し、レッスンや練習をしないといけないようです。 さて、実際に受験となると、何をしたら良いのか、うちの娘がいくら歌が好きだと言っても、ハープのように実際に表立って評価されたことの一度もない歌で、受験なんて出来るものなのか、色々と準備や検討をしなければなりませんでした。 娘の第一志望はもちろん地方音楽院だったのですが、確実に入学できる保証はどこにもなく、念のため、フランスラジオ放送の方も受けておいて、初めての試験の経験のためにも、その世界を知っておいた方がいいと、ハープの先生からのアドバイスもあり、そこから、受験手続きなど、もうバタバタと目を見張るような忙しさになりました。。。 歌志望で受験する場合に一番注意しなければならないのは、その子の声が変わり過ぎていないこと、喋り方に問題がないかどうか、のまず二点でした。その二点を突破して、今度はどんな歌を試験で歌えばいいのか、と言うことでした。 これはハープの先生の御陰で、娘の声や歌い方を見て頂く機会を持てた事で、娘の声色にあった歌を選ぶことが出来ました。 まずは国営フランスラジオ放送の書類選考のために、9歳にして初めて、志望動機書と履歴書を書いた娘です。 晴れて、約500名の書類選考を突破し、一次試験の招集がかかりました。 それが今年の3月中旬の事でした。 始めは、5人の審査員の前での歌唱試験でした。 付き添いの親は控え室で待ち、選んだ歌を暗譜で最後まで、当日その場合わせのピアノ伴奏と共に歌ったようです。 第二次試験、ファイナルはその約1週間後でした。 運良く第一次試験に合格した娘は、確か47人のファイナリストの中のうちの一人として、

パリの市民コンセルバトワールの話 その4

娘が通う区のコンセルバトワールには、同じ区内の、ある図書館と小児科専門病院で、子供達などが音楽に触れ合えるプロジェクトとして、ミニメートル(小さな先生)というものを毎月のように開催しています。 実は、娘がハープを楽器として選択する最終決定の掛け札になったのは、当時10歳だった、今となっては一緒にアンサンブルもしている、中学生のお姉さんがやっていたこのミニメートルを見て、もっと興味を持った、ということもありました。 ハープと言う楽器の存在は知ってはいましたが、実際どんなものなのかは、全く未知の世界だった私達です。 1年目はレバーハープと呼ばれるアイリッシュハープを使っていた娘も、2年目は早くもペダルハープになり、どんどん楽曲の幅が増えて来ました。 そんな時、ここ3年、ハープはその後一度もミニメートルに参加していなかったという事実を知り、今年の始めに、娘も参加させて頂くことになります。 始めに校長先生などの挨拶があった後、約20分間、娘一人で、知らない子供達や大人達の前で、ハープを実際に弾いたり、楽器自体の説明をするのが、そのミニメートルです。 ハープの先生と一緒に楽曲を選び、楽器をどうわかりやすく、どの言葉で説明するか、どういう風に進行するか、など色々アイデアを出し合いながら、このプロジェクトを進めて行きました。 コンセルバトワールからは、演劇を学んでいる学生さん達がわざわざ出向いてくれて、喋り方などの指導をしてもらう授業も一度してもらえました。 実際に、自分と同じくらいの年かもう少し小さい子供達と一緒に、かなり近い距離で触れ合いながら、ハープの演奏をして、説明などをしたこの経験は、娘にとっても、私達親にとっても忘れ難い、かけがいのないものとなりました。 この時期くらいから、まだ小さいから本当にこれからの事はわからないけれども、もしかしたら、将来的に、娘本人がちゃんと希望するのであれば、音楽の道に進む可能性もあるのではないか、と言う話が先生の方から出るようになりました。 娘自身も私達親もそうですが、音楽は大好きで、ずっと続けてはいきたいけれど、意外にもシビアなもので、将来的にプロの音楽家になりたいとかそういうのはまだ、、、という感じでいるのが現状です。 先生曰くは、中学になると、コンセルバトワールなどを今まで通り続けて行くのが、段

パリの市民コンセルバトワールの話 その3

さて、一年目にソルフェージュを楽器なしで始めた娘です。 クラベルという拍子木のようなものとテキストや楽典のメトードだけ買わされ、譜読み、リズムのレッスンなどは授業で受けているようでした。 私の中で、それだけで一年間本当に大丈夫なのかと、ちょっとした疑問と不安がよぎり、前に働いていた職場の先輩が、個人的にピアノを教えていらっしゃることを思い出し、毎回ではないのですが、自宅に来て頂いて、出来る時にだけ、レッスンをして頂くことになりました。 それは、実は、ハープの楽譜はピアノと一緒で、ピアノの楽譜が読めると、娘がやりたいと思っていたハープの助けにもなるかなと心の中で思っていたからです。 その、気まぐれに、そしてわがままにお願いしていたピアノレッスンの御陰もあり、ソルフェージュでグングン成績を伸ばした娘は、二年目から三年目に進級する時に、一年先のクラスへ飛び級をすることになります。 たまたま教わった先生のメソッドが大変良かったこともありますが、御陰さまで、去年、第一期課程終了試験に、口述•筆記の合計点をトップで合格し、無事に第二期課程に進級することが出来たことは、本当に有り難いことでした。 でもその後、地方音楽院に入学することになるのが決まり、もうこの先生にソルフェージュを教えて頂けないことを知って、娘は悲しい想いをすることになったのですが。 合唱に関しては、3年間、毎年違う先生のクラスに入っていました。 各先生によって、全くやり方が違うので、それもまた面白かったのですが、どうも娘が通うコンセルバトワールには、そして娘が当たった先生の中には、あまりいい合唱の先生がいないかなあと思っていたのも事実です。 で、その頃から、娘に他で合唱をやらせてみたい、他の合唱団に入れてみようかとも考えてはいたのですが、実際、そういう場所で、ピアノの伴奏などをやっていた方から、まだ小さいうちから合唱団に入ると、かなり声帯を酷使しているのを見て来ているので、それでもいいならだけど、と、あまりお薦めはできないと言われてしまいました。 そして、ハープを始めて一年目の夏休みに、先生のお薦めで、ハープの音楽研修合宿に参加した娘は、その合宿で色々見て頂くことができ、他の区のコンセルバトワールで合唱の特別クラスを受け持つ声楽とソルフェージュ担当の先生自ら、自分の合唱クラスに入

パリの市民コンセルバトワールの話 その2

さて、今回は、娘に関しての話をしたいと思います。 娘は、こちらでいうCPのクラス、小学一年生で、主人の電話攻撃?の甲斐もあり、私達が住んでいる区のコンセルバトワールで、エヴェイユのイニシエーションクラスにまず登録することが出来ました。そのクラスでは、一年間、歌を歌ったり、四分音符等を覚えたり、リズムをたたいたり、ダンスをしたり、楽曲を聞いて絵に表現したりという、日本でいうリトミッククラスのようなレッスンを週一回受けていました。 その後、1年間の合唱とソルフェージュ(楽典)のクラスと楽器選択のアトリエを終えて初めて、ハープの選択をすることが出来ました。 それと同時に、バレエのクラスも登録が出来たので、楽器のレッスン、ソルフェージュの授業に、合唱クラス、そしてバレエのレッスンとなり、登録したコンセルバトワールに殆ど毎日のように通うことになります。 次の年からは、バレエのクラスも週二回になり、時間選択のやりくりに頭を痛ませていましたが、2年程続けた後、ハープを始めてから早2年目でアンサンブルのレッスンも入ることになり、あまりにもコンセルバトワールの授業時間が増えたので、結局2年でバレエはやめることになりました。 ハープの音楽活動の方が、とても忙しくなってきたというのもあります。 ハープを始めてからと言うもの、初年度から国内コンクール出場や、色々な企画に参加していたので、週末さえ無い時もありました。 ただ、本当に情熱を持って活動している熱心な先生に魅了されつつ、言われたことや、やりたいことをやって来たというのでしょうか。 その御陰もあり、ハープを始めて3年目の10歳のCM2で、地方音楽院との特別時間割コースに進めることになるのですが、その話はまた今度にしようと思います。 先生によっては、コンクールも全く参加させない、他での活動等もあまりなく、同じ楽器をしている生徒同士でもそんなに知らないようなこともあるようですが、何か疑問や問題等があれば、先生の数の多いピアノやギター、バイオリンなどの楽器は、希望を出して、受領されれば、先生を変えて頂くことも出来る様です。 やる気さえあれば、オプションで二つ目の楽器専攻をしている生徒もいます。 何故、娘のお稽古事に音楽を選んだのかは、私自身が音楽が好きだったことから始まり、娘の小さい頃からずっと色

パリの市民コンセルバトワールの話 その1

どれくらい、皆さんが興味があるのかはわかりませんが、フランス、特にパリ市のコンセルバトワール教育(音楽院)の話をちょっとしたいと思います。 まずパリ市は20に及ぶ区に分けられていて、1、2、3、4区はソントル(中央)と呼ばれる1つの合同コンセルバトワールとなっているので、区のコンセルバトワールは市内で合計17カ所にあります。 パリ市民なら、受け入れ枠の中でさえあれば、どこの場所でもコンセルバトワールに所属できるのですが(例えば、15区在住でも7区のコンセルバトワールの方が家から近くて、そこで受け入れ枠があれば入る事が可能です。そして、各コンセルバトワールによって、有名な先生とか、自分がつきたい先生が了解してくれた場合には、市内の別のコンセルバトワールに所属していたとしても、そちらで授業が受けられることもあります。)、ただ、市民の需要に大して供給枠はとても少ないので、席確保のための倍率はかなりのものです。 以前はかなり長い期間、登録日開始当日に、夜中くらいから並んで席確保をする親御さんがいて、それが多々問題になり、私達の娘の時は朝の8時から電話受付でした。そして、それも問題になり、その後はインターネットで登録後、くじをして当選した人が晴れてコンセルバトワールに入れることになりました。 区のコンセルバトワールは、エヴェイユと呼ばれるイニシエーションコースから始まるのですが、そこから席の確保ができなくても、毎年募集があるので、応募は必ずできます。 既に、個人で楽器などを習っている子供達は、オーディションを受けて合格し、枠さえあれば入ることもできます。 ただ、授業でまず、楽典を一年取ってから初めて楽器選択ができるのが公けにされている規律なので、そこで、楽典と合唱クラスを選択してから一年後初めて楽器にありつけます。それが、こちらでいう、CE2のクラス、8歳になったときです。 楽器選択に関しても、まず合同アトリエで、色々な楽器の存在を知った後に、希望により最低3つの楽器の小人数制のアトリエを取って、実際に希望する楽器に触ってみたり、担当の先生とお話ができたりとした後、その年に空いた席の枠と、楽典のテストの成績や出席日数などが関係しているのでしょうか、三つまでの希望を出してから、事務局が受け入れの受諾をするまで、実はどの楽器が出来るようになるのかわか

グルマンディーズ(甘いものたち)

フランスで、まさかこれが食べられるとは! そう、それは最近また日本で流行っている信玄餅。 自分が幼い頃からずっと親しんで来たものです。 それを、御友達から有り難いことにお裾分け頂いて、感動しながら食べた今朝。 黒蜜ときなこと柔らかいお餅のこのなんとも言えない優しい組み合わせに、幸せを感じました。 つい最近、人形焼きも頂いたばっかりで、フランスに住んでいても有り難い御友達の御陰で、たまに日本人である自分を噛み締めるときがあります。 そして、朝の娘の音楽のレッスンを終えて、帰宅しながら、妙に食べたくなった抹茶。 クッキーを焼いて、今日のおやつにしました。 最近、近所に出来た八百屋さんが、かなりツボを得ていて、このマンゴーもとっても美味しいので、何度もリピートしていますが、かなり人気があるので、すぐに売れてしまいます。でも、今日は無事に購入完了〜。 風邪も流行っているし、ビタミン補給をしっかりとです。 そんな甘い美味しいものに囲まれた土曜の一時でした〜。