何だか、バタバタしているせいなのか、なかなかブログが書けずにいる最近でしたが、今日はフランスの子供の託児事情に関して少しつぶやきたいと思います。
今でこそ、日本では、結婚してからも共働きを続けるご夫婦が増えて来たようですが、フランスでは、女性が働くのは当たり前の所があり、子供を持つ結婚した(事実婚なども含め、ここでは結婚した状態ということで)女性であっても、初めて会った時にはまず、“あなたは何の仕事をしているの?”という質問が毎回のように投げかけられる次第です。
つい最近までは、結婚した女性は働いてはいけなかったという法律があったようで、その事を初めて耳にした時の私の驚きようったらありませんでした。
今は現在進行形で、女性のキャリア、社会での地位の獲得など、皆さん頑張られています。
と、いうことで、子供を産んだ母親達が、どのように子供の面倒を見ながら、働いているのかを少しご紹介できたら、と思います。
まず、妊娠6ヶ月目になると、子供の預け先がない大体の人達は、保育園に入園するための申請を自分の住む区(パリの場合)や市に申請します。生後2ヶ月から3歳まで、朝7時半から19時までの間、保育園に預けられるので、各ご家庭調整して預けています。保育費は各家庭の収入によって異なります。
保育園の人気は高いので、残念ながら誰でも入れることができないのがパリです。双子などや上の子供が既に以前通っていた、というような事実があると、話が早いのもフランスですが。。。で、次に考えるのが、託児所とベビーシッターや保育ママさんなどを利用することです。
託児所は多くて、丸2日間と半日又は5半日預けられます。ただ、これも働いているお母さんが実際には優先されます。こちらは6歳までです。生後6ヶ月か1年位から預けられますが、その託児所の受け入れ態勢で入れる条件も変わってきます。例えば、子供が歩き始めてから、という条件があったりもします。
Jardin d'enfantsジャルダン•ダンファン(2歳から6歳までの幼稚園のような、でも遊びが主の施設)もありますが、3歳になると、みな幼稚園が始まるので、預ける方達を見ていると、幼稚園に入る前の社会性を身につける場所として、少しの間行かせる親達が多いのかなという感じです。ただ、幼稚園は義務教育ではないので、そのまま小学校にあがるまで通わせるご家庭もごくたまにあるようです。
そして、Crèche parentaleクレッシュ•パランタルというアソシエーションを親達が組んで、自分たちも実際に参加して、自分の子供を含めた共同保育をする施設を作る場合もあります。
ベビーシッターを一日雇うと費用がかかるので、他のご家庭と組んで、1人のベビーシッターに対して、二人の子供を見てもらうベビーシッター共有制度を使用しているご家庭もあります。その場合、保育場所が自宅になるので、1週間交代で自分の家を提供します。ただ、契約書などは各自で作成するので、決め事は始めにちゃんと書類にしておきます。
保育ママさんになると、市の認可を受けた保育ママさんのご自宅を利用するので、現在では最高4人まで、1人の保育ママさんが受け入れられるようになりましたが、保育場所の大きさの事情などもあり、実際には今までのように3人まで預かる方が多いようです。
保育ママさんの経験によって、保育費は変動しますが、保育費自体はそんなにかからなくても、お昼御飯やその他の実費を高く請求される場合があるので、契約の時に気をつけないといけません。
幼稚園にあがると、最終御迎えが18時半までできますが、実際には朝の8時半前後には幼稚園に通う子供達の疲労度が増えるので、通常の16時半でベビーシッターやおじいちゃん、おばあちゃんがお迎えに来る場合が多く、これは、小学校にも当てはまります。
去年から時間割改革が施行され、色々影響が出ていたのですが、週二日ある15時御迎えは稀で、通常の16時半か18時御迎えのご家庭が多いようです。
生後生まれたての赤ちゃんをすぐに人に預けて、仕事再開を躊躇った場合には、仕事をしてきた方だけに、何%分かのお給料を支払ってもらいながら、16週間の出産休暇後も、子供の面倒を少しの間見る母親達も増えて来ました。
私の娘の場合は、1歳2ヶ月で、託児所に週2日、それぞれ半日のみ行き始め、1歳半からは、保育園に行き始めました。
子供をあんまり、早くから預けると病気をもらってくる他、色々と言われていますが、それで実際に免疫も付き、母と子だけの狭まれた生活にもならず、他と早くから関わることで社会性も身に付き、母親自身も勉強や仕事が出来たので、とても有り難かったは言うまでもありません。。。
今でこそ、日本では、結婚してからも共働きを続けるご夫婦が増えて来たようですが、フランスでは、女性が働くのは当たり前の所があり、子供を持つ結婚した(事実婚なども含め、ここでは結婚した状態ということで)女性であっても、初めて会った時にはまず、“あなたは何の仕事をしているの?”という質問が毎回のように投げかけられる次第です。
つい最近までは、結婚した女性は働いてはいけなかったという法律があったようで、その事を初めて耳にした時の私の驚きようったらありませんでした。
今は現在進行形で、女性のキャリア、社会での地位の獲得など、皆さん頑張られています。
と、いうことで、子供を産んだ母親達が、どのように子供の面倒を見ながら、働いているのかを少しご紹介できたら、と思います。
まず、妊娠6ヶ月目になると、子供の預け先がない大体の人達は、保育園に入園するための申請を自分の住む区(パリの場合)や市に申請します。生後2ヶ月から3歳まで、朝7時半から19時までの間、保育園に預けられるので、各ご家庭調整して預けています。保育費は各家庭の収入によって異なります。
保育園の人気は高いので、残念ながら誰でも入れることができないのがパリです。双子などや上の子供が既に以前通っていた、というような事実があると、話が早いのもフランスですが。。。で、次に考えるのが、託児所とベビーシッターや保育ママさんなどを利用することです。
託児所は多くて、丸2日間と半日又は5半日預けられます。ただ、これも働いているお母さんが実際には優先されます。こちらは6歳までです。生後6ヶ月か1年位から預けられますが、その託児所の受け入れ態勢で入れる条件も変わってきます。例えば、子供が歩き始めてから、という条件があったりもします。
Jardin d'enfantsジャルダン•ダンファン(2歳から6歳までの幼稚園のような、でも遊びが主の施設)もありますが、3歳になると、みな幼稚園が始まるので、預ける方達を見ていると、幼稚園に入る前の社会性を身につける場所として、少しの間行かせる親達が多いのかなという感じです。ただ、幼稚園は義務教育ではないので、そのまま小学校にあがるまで通わせるご家庭もごくたまにあるようです。
そして、Crèche parentaleクレッシュ•パランタルというアソシエーションを親達が組んで、自分たちも実際に参加して、自分の子供を含めた共同保育をする施設を作る場合もあります。
ベビーシッターを一日雇うと費用がかかるので、他のご家庭と組んで、1人のベビーシッターに対して、二人の子供を見てもらうベビーシッター共有制度を使用しているご家庭もあります。その場合、保育場所が自宅になるので、1週間交代で自分の家を提供します。ただ、契約書などは各自で作成するので、決め事は始めにちゃんと書類にしておきます。
保育ママさんになると、市の認可を受けた保育ママさんのご自宅を利用するので、現在では最高4人まで、1人の保育ママさんが受け入れられるようになりましたが、保育場所の大きさの事情などもあり、実際には今までのように3人まで預かる方が多いようです。
保育ママさんの経験によって、保育費は変動しますが、保育費自体はそんなにかからなくても、お昼御飯やその他の実費を高く請求される場合があるので、契約の時に気をつけないといけません。
幼稚園にあがると、最終御迎えが18時半までできますが、実際には朝の8時半前後には幼稚園に通う子供達の疲労度が増えるので、通常の16時半でベビーシッターやおじいちゃん、おばあちゃんがお迎えに来る場合が多く、これは、小学校にも当てはまります。
去年から時間割改革が施行され、色々影響が出ていたのですが、週二日ある15時御迎えは稀で、通常の16時半か18時御迎えのご家庭が多いようです。
生後生まれたての赤ちゃんをすぐに人に預けて、仕事再開を躊躇った場合には、仕事をしてきた方だけに、何%分かのお給料を支払ってもらいながら、16週間の出産休暇後も、子供の面倒を少しの間見る母親達も増えて来ました。
私の娘の場合は、1歳2ヶ月で、託児所に週2日、それぞれ半日のみ行き始め、1歳半からは、保育園に行き始めました。
子供をあんまり、早くから預けると病気をもらってくる他、色々と言われていますが、それで実際に免疫も付き、母と子だけの狭まれた生活にもならず、他と早くから関わることで社会性も身に付き、母親自身も勉強や仕事が出来たので、とても有り難かったは言うまでもありません。。。
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