現在8歳の私の娘は毎週一度、一時間半程、パリにある文化センターの日本語学校で、主に読み書きの日本語を学んでおります。
ハーフ(混血)として産まれて来た子供が話す言葉をどうしていくかは、ご家庭によって、それぞれの方針があり、それを進めて行く親御さんのご苦労もひしひしと感じる最近です。
ほんの少し前までは、フランスで今後生きて行くために、フランス語の方を完璧にした方がいいと言う親御さん達もいらっしゃり、両親のどちらかが日本人であっても、家庭での共通語をフランス語にして、日本語を一切教えていない方達もいらっしゃいました。
当時、日本語を学べる場所もかなり限られていた、ということもあるとは思います。
私が、以前住んでいた家の近くには、日本の幼稚園、保育園などがなかったため、1歳半までは娘は家で私と日本語で過ごし、1歳半からはフランスの保育園に通っていた為、それから殆どはずっと仏語づけの状態でした。
家で過ごすほんの少しの時間を私と日本語で話したり、歌ったり、本を読んで聞かせるのみで、私が日本語で話しかけても、仏語でかえってくることが多く、今後の勉強法をどうしたらいいのか悩んでいた時期でもあります。
幼稚園にあがると二つの日仏家庭との出会いがあり、そこで少し日本語での交流が増えたのですが、4歳〜5歳の年中さんで引っ越しが決まり、その交流も段々と自然消滅。。。
ただ、引っ越し先が、以前に私自身が勤めていた事のある日本人幼稚園にわりと近くなったので、これは良い機会!と、すぐに園長先生に連絡を取り、水曜日の一日中あるクラスは満員で無理でしたが、土曜日の朝だけのクラスに入れて頂ける事になったのが、娘が5歳の9月でした。
パリの日本人幼稚園に行くまでは、日本にもまだ帰国したことのなかった娘です。 最初は、パリのそこだけが日本の環境に慣れずにいましたが、私自身が先生方やその環境を既に知っていた事も手伝ってか、最終的には、とても楽しんで通わせて頂くことが出来ました。
今から思えば、季節折々の日本の歌や文化を学べ、運動会や作品展、お餅つき、お誕生会など、他にも楽しいアトリエの授業が一杯あり、クリスマスの短劇などにも参加させて頂いて、本当に楽しかったようです。
そして、幼稚園が終わってしまったら、日本語をまたどうすればいいのか、という問題が出て来て、これから、毎日仏語で宿題の出る小学校とどう平行して取り組んでいくか考える時がやって来ました。
娘にとって、日本語は親から受け継がれて行く継承語になり、8歳までに覚えて、使えるようになった言葉はそのまま、大きくなっても覚えているものであり、レベル自体もさほど変わっていかないという話を知った事で、とにかく8歳までにはなんとかしなくては!という焦りも実際にはありました。
早くから、ベネッセ(しまじろう)や、ドラゼミ、くもんなど(今では学研もあります!)を勉強してる子がいたり、我々のように幼稚園や、子供の日本語講座、補習校などに登録(籍の確保は、年齢が小さければ小さい程大変なようですが)している子がいたりで、さて、次に我が家はどうしようかと色々模索していた時、幸運にも、現在の日本語講座に空きが出て、すぐに登録することができ、今年で早3年目となりました。
最近では、毎夏必ず日本に帰り、日本の小学校の体験入学をさせるご家庭も増え、日本語を本当に熱心に学ぶ子供達が大勢いるようです。
御承知の通り日本語には、26音のみの英語や仏語のアルファベットとは違い、50音のひらがな、カタカナ、及び何千にも及ぶ漢字があります。
いつも書いて練習しなければ、たとえ覚えても、どんどん忘れて行く漢字達。
漢字を覚えるのは、やはり誰でも大変で、一時期、日本語を学ぶのが嫌になってきた娘。。。
今年度のクラスは男の子が多く活発なクラスで、とても積極的に学習に取り組んでいる子が殆どです。娘も2年間同じクラスだったのを、今年は新しくクラスが替わり、最初の頃は誰も知らないのでつまらなさそうでしたが、2ヶ月たった今では、それこそ良い影響を受けていて、日本語学校へ行くのが益々楽しみになってきたようで、親としても嬉しく思っています。
さて、ここでパリ及び郊外で日本語が学べる幼稚園、学校、などをご紹介します。
幼稚園、保育園、託児所、日本語学校
•文化教養学園パリ分園(パリ16区)
•エベイユ学園(ブローニュ)
•日本人保育園幼稚園(パリ15区)
•パリ•プチ幼稚園(パリ15区)
•エスパス•ジャポン(パリ10区)
•パリ日本語補習校(パリ16区)
•パリ日仏天理文化センター(パリ1区)
•パリ進学院(AAA内、パリ2区)
•エスパス•ナデシコ(パリ15区)
•日本語学院(Institut Japonais パリ2区)
その他、ママさん達が個人やアソシエーションなどで、特に幼稚園に行く前の小さいお子さん達を集めて、日本語を話しながら、一緒に遊ぶぼうという会もあるようです。
ハーフ(混血)として産まれて来た子供が話す言葉をどうしていくかは、ご家庭によって、それぞれの方針があり、それを進めて行く親御さんのご苦労もひしひしと感じる最近です。
ほんの少し前までは、フランスで今後生きて行くために、フランス語の方を完璧にした方がいいと言う親御さん達もいらっしゃり、両親のどちらかが日本人であっても、家庭での共通語をフランス語にして、日本語を一切教えていない方達もいらっしゃいました。
当時、日本語を学べる場所もかなり限られていた、ということもあるとは思います。
私が、以前住んでいた家の近くには、日本の幼稚園、保育園などがなかったため、1歳半までは娘は家で私と日本語で過ごし、1歳半からはフランスの保育園に通っていた為、それから殆どはずっと仏語づけの状態でした。
家で過ごすほんの少しの時間を私と日本語で話したり、歌ったり、本を読んで聞かせるのみで、私が日本語で話しかけても、仏語でかえってくることが多く、今後の勉強法をどうしたらいいのか悩んでいた時期でもあります。
幼稚園にあがると二つの日仏家庭との出会いがあり、そこで少し日本語での交流が増えたのですが、4歳〜5歳の年中さんで引っ越しが決まり、その交流も段々と自然消滅。。。
ただ、引っ越し先が、以前に私自身が勤めていた事のある日本人幼稚園にわりと近くなったので、これは良い機会!と、すぐに園長先生に連絡を取り、水曜日の一日中あるクラスは満員で無理でしたが、土曜日の朝だけのクラスに入れて頂ける事になったのが、娘が5歳の9月でした。
パリの日本人幼稚園に行くまでは、日本にもまだ帰国したことのなかった娘です。 最初は、パリのそこだけが日本の環境に慣れずにいましたが、私自身が先生方やその環境を既に知っていた事も手伝ってか、最終的には、とても楽しんで通わせて頂くことが出来ました。
今から思えば、季節折々の日本の歌や文化を学べ、運動会や作品展、お餅つき、お誕生会など、他にも楽しいアトリエの授業が一杯あり、クリスマスの短劇などにも参加させて頂いて、本当に楽しかったようです。
そして、幼稚園が終わってしまったら、日本語をまたどうすればいいのか、という問題が出て来て、これから、毎日仏語で宿題の出る小学校とどう平行して取り組んでいくか考える時がやって来ました。
娘にとって、日本語は親から受け継がれて行く継承語になり、8歳までに覚えて、使えるようになった言葉はそのまま、大きくなっても覚えているものであり、レベル自体もさほど変わっていかないという話を知った事で、とにかく8歳までにはなんとかしなくては!という焦りも実際にはありました。
早くから、ベネッセ(しまじろう)や、ドラゼミ、くもんなど(今では学研もあります!)を勉強してる子がいたり、我々のように幼稚園や、子供の日本語講座、補習校などに登録(籍の確保は、年齢が小さければ小さい程大変なようですが)している子がいたりで、さて、次に我が家はどうしようかと色々模索していた時、幸運にも、現在の日本語講座に空きが出て、すぐに登録することができ、今年で早3年目となりました。
最近では、毎夏必ず日本に帰り、日本の小学校の体験入学をさせるご家庭も増え、日本語を本当に熱心に学ぶ子供達が大勢いるようです。
御承知の通り日本語には、26音のみの英語や仏語のアルファベットとは違い、50音のひらがな、カタカナ、及び何千にも及ぶ漢字があります。
いつも書いて練習しなければ、たとえ覚えても、どんどん忘れて行く漢字達。
漢字を覚えるのは、やはり誰でも大変で、一時期、日本語を学ぶのが嫌になってきた娘。。。
今年度のクラスは男の子が多く活発なクラスで、とても積極的に学習に取り組んでいる子が殆どです。娘も2年間同じクラスだったのを、今年は新しくクラスが替わり、最初の頃は誰も知らないのでつまらなさそうでしたが、2ヶ月たった今では、それこそ良い影響を受けていて、日本語学校へ行くのが益々楽しみになってきたようで、親としても嬉しく思っています。
さて、ここでパリ及び郊外で日本語が学べる幼稚園、学校、などをご紹介します。
幼稚園、保育園、託児所、日本語学校
•文化教養学園パリ分園(パリ16区)
•エベイユ学園(ブローニュ)
•日本人保育園幼稚園(パリ15区)
•パリ•プチ幼稚園(パリ15区)
•エスパス•ジャポン(パリ10区)
•パリ日本語補習校(パリ16区)
•パリ日仏天理文化センター(パリ1区)
•パリ進学院(AAA内、パリ2区)
•エスパス•ナデシコ(パリ15区)
•日本語学院(Institut Japonais パリ2区)
その他、ママさん達が個人やアソシエーションなどで、特に幼稚園に行く前の小さいお子さん達を集めて、日本語を話しながら、一緒に遊ぶぼうという会もあるようです。
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