今日は、いわゆるアンティークについてのお話をちょっとしたいと思います。
アンティークと言うと、100年以上経過した手工芸品、工芸品、美術品、あくまでも古いこと、希少価値の高いものを指しています。
現在は、複製されたものや、アンティーク風のものたちが一杯出回っていて、一歩間違えば、偽物なんかもあったりするところを、どうやって見極めて品物を探しあてていくのかが、一番の課題です。
本物を見つけ出すのには、まず出会いの運と目利きの力が必要です。
そして、たとえ珍しいものを見つけたとしても、それがまず何で、何に使うものなのか、何時の時代のものなのか、どれくらいの価値があるものなのか、作者は誰なのかと言うところから調査が始まります。
時々、鑑定士に出す事もありますが、実は鑑定士さえも知らないものは一杯あるのが実情のようです。。。
我々のお店は、主に古物商として、ブロカント(古いガラクタたち?)、ビンテージ物、そしてアール•デコ、アール•ヌーボーの品物を取り扱うようにしています。
無事に開店にこぎ着けたといっても、もちろん終わりは無く、時間さえあれば、掘り出し物を探す旅は続く毎日です。
ここで、開店当初に来て下さった、初めてのお客様が購入して下さったものをご紹介しますね。
19世紀後半から20世紀初めの黄色の花瓶(オパールガラス)。
ムラノガラス、ベニーニ。
両方とも、色合いがとても奇麗で、私も気に入っていたものたちですが、イタリア人のご家族の元へ旅立ちました。
次回は、クリニャンクールの蚤の市について、ご紹介したいと思います。
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