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スマートフォン、Facebook、インスタグラム、YouTube、スナップシャット等の子供への影響

前回、中学のネットシステムの話を書きながら、考えていたこと。
それは最近、特に仏人ママ友達と話題になっている、子供の早期ソーシャルネットワークやスマートフォン等の使用問題についてです。

基本的には、フェイスブックなどは13歳以上から使用可能となっているのにも関わらず、もう数年前から既に周りには、10歳、11歳くらいになると、ある程度年齢詐称をしてアカウントを作り、自分の写真や動画を載せたりということが流行りだしていました。

今では、各家庭に、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などが殆ど見られるようになり、子供達にもすぐ手の届く場所にツールがあることも原因の1つであるのではないかとは思います。
が、しかし、小学校でもコンピューターを学ぶ授業が始まり、子供達もかなり優秀で、上手く使いこなせてもいるようで、中学になると、教科や先生によっては、コンピューターとあるネットサイトを使って宿題を提出することも始まるようですし、今の時代には必須になってきているようで、どう使いこなすか、が本当に良く提議されています。

先日、久々に、学校の保護者会(日本でいうPTA?)にずっと入っている御友達ママとカフェをしながら、御互いの中学の話、子供達の同級生の話、そしてソーシャルネットワーク等の話になり、やはり色々な問題があることを痛感していた所です。

娘の中学は遠方から来る生徒達も多く、一人で行き帰りをしている子も多いため、スマートフォンなどの携帯をほぼみんな持っていますが、中学に一歩足を踏み入れたら、携帯は使用禁止で、休み時間などでも使用出来ないことになっています。

でも、他の中学によっては、音消しモードにしていればいいとのことで、休み時間も携帯の使用が許可されているために、クラスの御友達の写真などをかってに撮って、スナップシャットに載せたりというような騒ぎが、新学年早々からあったようで、携帯に関しても様々な問題があるようです。
カツアゲなどを避けるために、道端で安易に使わないなど、良く子供にも注意しています。

YouTubeは、音楽を聞いたり、日本の動画を見たりするのに、我が家でも良く利用しますが、時にあまり好ましくない画面が出て来たりするので、自分で検索させる時には、特にこちらも注意しています。

我が家は一代のコンピューターが居間にあり、使用中は何をしているのか、誰でも見れるように、分かるようになっています。
携帯も部屋では殆ど使わせずに、メールが来ると一応誰から来ているのか、大丈夫なのか子供に確認するようにしています。

ちょっとした事ですが、手放し、野放しにしないように気をつけて、でもある程度子供自身にも責任を持たせつつ行くのは、時には難しいですが、そうして様子を見て、上手く付き合っていかないと行けないのかなと思う、今日この頃です。


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