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中学の話の続き

現在、こちらの公立中学一年生の週の授業時間は26時間だそうです。
娘は週五日、午前中のみなので、週20時間となり、中学の授業で、スポーツや芸術(美術、音楽)に費やす時間が必然的に減っています。
というか、音楽と美術の授業はありません。。。

ただもう1つの提携中学校は、教科削減を殆どせずに、土曜日の朝にも学校があり、週6日で通う御友達もいます。

中学校によっては、毎日始まりと終わりの時間が違うところもあるようです。

娘の中学は、1年生でも、ダブルコースの午前中クラスだと朝8時〜12時まで。
午後クラスが13時半〜17時半まで。

通常クラスは、クラス毎にまちまちのようで、8時〜15時半のクラス、9時〜16時半のクラス、10時〜17時半のクラスなどに別れていると聞きました。

教科に関しては、息子さんが、私立中学に通うママ友達に聞くと、中一から10教科もあるようですが、我が娘の通う中学はそこまではなく、公立ってこうなのかなあとちょっと不安にもなったりしたのは事実です。
で、後で色々聞いたところによると、他の公立中学も10教科、仏語、数学、物理化学、体育、音楽、美術、英語、地理社会、テクノロジー、SVTと言う地理科学(?)、があり、第二外国語を中1から始める場合は、もう1つの外国語の授業が加わっています。

さて、中学でいい事は、先生が教科毎に毎回変わること。
自分のクラスといういつも同じ場所はないし、日本とは違って、その教科毎に全て移動があるので、重い鞄を持って、4階などまで上がるのは結構大変な時もあるようですが、小学校とは違ったそういう学生生活も、始まってみるとなかなか面白いようです。

給食も今までで一番おいしいようで、登録すると名前付きで配られる給食カードを持って、毎回自分の名前を記録し、セルフサービスで、御友達と好きな場所に座って、食べられるとのこと。

水曜の午後には中学全体で授業があるクラスが少ないからか、普段より食べる生徒数が減り、並ぶ時間も少なく、かなりスムーズで、通常には出ないような、フライドポテトやピザなどが出ると、水曜も給食の娘は喜んでいます。

教科の点数の付き方も、小学校とは違い、もっと複雑で詳しくなっていて、口頭や筆記などの割合で最終的に点数を出す教科もあるようで、どんな風になるのか、今から少し楽しみでもあります。

今日はやっと金曜日〜。
夜は、もう1つの音楽院で音楽のレッスンを終えたら、完全に週末です!

この1週間、風邪気味だった娘もようやく少し元気になりましたが、油断は大敵。
早く新しい生活リズムをつかめられますように〜。









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