１分間の静寂に包まれた時間

月曜の今日は、フランス国家が３日間の喪に服してから二日目。
非常事態宣言がされた厳戒態勢の下、今日から殆どの機関が動き始めています。

娘の学校も始まり、保護者達は不安の中、子供達を学校に送っていました。

こんな状況でも毎日を生き続けなければなりません。

今回の事件に関しては、始めから一部始終を殆ど見て知っていた娘が、昨日ふと言いました。

ママ、私、死ぬのが怖いよ。。。

どう受け答えたものかと一瞬迷いました。そこで、昼間に報道番組で見たばかりの、事件現場で実際に一緒にいて、亡くなった近親者を持つ人達の証言を思い出しました。

死ぬのは怖くない。。。残されて生きて行かなきゃいけない方がもっと怖い、と、その方は言っていました。

娘は至って明るく、ふと思ったことを私に言ったようでしたが、正直どきっとした出来事でした。

そして、今朝、子供用に説明された新聞を読ませてから学校に行かせると、やっと少し分からなかったことが分かった、と安心もしていました。私が上手く説明しきれなかっことを、新聞に書かれた説明がちゃんと代弁してくれたようです。

今日は私自身は、外出は界隈内での用事で済みましたが、街には、パトカーや、巡回する警察官が見受けられ、サイレンの音も頻繁に続いていた一日でした。

お昼の１２時には、犠牲になって亡くなられた方達への１分間の黙祷が行われました。

まだまだ色々な通報で、あちこちの場所で退避要請があったり、そしてそれが、ただの未遂に済んでいるからまだいいのですが、ざわついた変な緊張感は止まる事を知らないようです。

今回はまたパリで起き、もしかしたら、今度は別の場所で、でもまたパリかも知れない、そんな状況の中、少しでも穏やかで楽しい一日、一日を過ごせることができますように、願ってやみません。。。