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フランスの子供達のお稽古事情

フランスで子供を持つ親として、今回は、子供のお稽古事情についてお話したいと思います。

アトランタとシドニーオリンピックで一時期とても有名になった、現在政治家である元柔道家のダヴィッド•ドゥイエ氏の影響もあるのか、フランス人の男の子達の中で、柔道の存在は今でも結構な人気があります。男の子を持つ親御さんの中には、きっとサッカーや水泳に続くお稽古事の一つとして一度は考えた事があるのではないかと言うくらいです。

実際に知りあいの御友達のお子さんも小さい頃は柔道クラブに通っていて、“はじめ”、“れい“、“かた”などの言葉を私に会うと話してくれ、嬉しい?驚きもありました。
私の考える所では、マルシャルアーツに憧れている大人と子供が多いような気もしないでもなく、実際に武道の“道”の部分、精神的な教えが欠けているような感じもなきにしもあらずで、どこまで真の武道が伝わっているのかは、ここでは分からないのが残念でもありますが、それはまあ置いておきます。。。

さて、大体ですが、子供達は何のお稽古を実際しているのでしょうか。。。

水泳、ダンス(バレエ含む)、柔道、サッカー、テニス、外国語(英語に限らず)、楽器(音楽)、テアトル(演劇)、ハンドボール(フランスでは人気)、体操、乗馬、お絵描きなどなど。。。

女子に人気なのは、やはりダンスと音楽、演劇などのようです。

アソシエーションや市の管轄でレッスンを受けることが出来る場合が多いので、(席の確保はそれなりに大変ですが)、実際のレッスン代は収入税の金額によって各ご家庭により違い、日本程高くはありません。

個人で教える方ももちろんいらっしゃいますが、子供だと大体30分の個人レッスンで20ユーロ〜30ユーロ(3千円弱)で出来る場合が多いです。
音楽を始めた場合でも、楽器はレンタルが可能です。

実際、私の娘も音楽をやっていますが、このレンタルシステムの御陰で、家庭の懐具合にもそんなに影響が出ず、かなり有り難いシステムです。


      (パリ市管轄、15区のコンセルバトワールの入り口です。)

今年は、娘のお稽古日数が増え、週3でコンセルバトワールに通っている所ですが、学校ともまた違うこの雰囲気がなかなか良く、地域の他の学校の御友達とも交流出来ることなどで、娘共々楽しませて頂いております。。。。


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