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娘の歯科矯正

先日、約一年半の間、歯並び治療の為に付けていた、娘の上下の歯の矯正器具(金具)を全て外してきました。 その前後にレントゲン写真を取り、矯正器具を付ける前と後での違いを、歯科医師と一緒にチェック。 下の歯の親知らずが出てきているのを確認し、数年したら抜かないといけないようで、もう親知らずかぁとちょっとびっくりもしていました。 器具をつけ始めた当初は、決まり事を守ってはいても、ちょこちょことその器具が外れることがあり、その度に検診へ。 ただ少し経つと、それ以外に大きな問題もあまりなく、無事に矯正器具が取れた時にはホッとしました。 これからの一年間は、夜寝ている間だけ、上の歯に、プラスチックで出来た自分専用の歯形をはめること、下の歯には、位置を固定するための糸が巻かれ、これは自然に取れるまでの間ずっとつけて置くように言われました。 この約一年半は、二ヶ月に一度の検診に通い、食べる物やその食べ方にも気をつけ、特に夜寝る前の歯磨きを丁寧に心掛けていました。 途中、健康保険から招集の来た歯科検診に行くと、虫歯も全く無いし、矯正中の割には、とてもいい歯の健康状態だと、歯医者さんに褒められて何よりでした。 そして、今後もちゃんと歯磨きをして、綺麗な歯を保ってくれるといいなと思います。 フランスでは、加入している共済保険(ミュチュエル)の種類にも寄りますが、16歳までの子供の歯科矯正治療の払い戻しが効きます。 娘の周りでも、今現在、年齢的に矯正治療をしているお友達が多いのですが、中には、自分のアイデンティティがなくなるから、やるつもりが無いと言うお友達もいるようです。。。

No Tech(technology) Day

今回の休暇中の、娘の中学の英語の宿題の1つに、“ノーテックデー”と言うものがありました。 一日、在宅している日を決めて、朝起きてから夜寝るまでの間、一切スマートフォンやゲーム機、コンピューターなどの電子機器に触れてはいけないと言うものです。 そして、一日中、そういうものを使わずにいてみて、どんな風に感じたのかなどの感想を英語の作文で述べるというものでした。 ある朝、娘から、今日やるからね〜、と言われて、早速朝からずっと読書して、調べたいものが出てくると、それを次の日にスマホで検索するつもりで、メモなどを取っていました。 いつもはあまり行きたがらない買い出しにも着いてきてくれて、荷物を持ってくれたり。。。 音楽を時々聞きたかったようですが、そういう時は、自分で歌ったり、楽器の練習をいつもより長くしてみたりしていました。 他の宿題も進めていて、静かに時が流れていっているようでした。 この宿題の条件としては、一日外出する日や旅行中には、やってはいけないと言うこと。 毎日、そんなに携帯を使う時間のない娘ですが、やはり最近はお年頃。 動画を観たり、音楽を聞いたりはしたくなるみたいでした。 ただ、それも一日だけと言うことで、実施してみて、さほど不便は感じなかったようです。 携帯でのメールも使えなかったので、一日でどれくらいメールが来ていたか、私はチェックをしませんでしたが、御友達も皆バカンス中で旅行やら色々ということもあり、こちらもそれほど必要でもなかったようです。 何より一番良かったのは、親である私が、一度もスマホ使用時間の注意をしないで済んだ、ということでしょうか、笑。

また急に寒くなりました。

ここ数日の間に、急にまた寒くなったパリです。 久しぶりに、お友達家族から連絡が来て、無事に再会が出来、短い時間でしたが、昨日は楽しいお茶の時間が持てました! これぞバカンス、わりと自由に出来るのが本当に嬉しいです。 そして、今日は娘と一緒にお買い物Day。 行きたい所があっても、特に娘の普段の時間があまりにも取れないので、こういう長いお休み中に、チェックしている最近です。 最近色々と情報通になってきた娘のお陰で、新しいお店の開拓をして、楽しいお買い物時間が過ごせました! お休みになると、娘を連れて良く行っていたレストランが、いつの間にか変わっていて、ショック。何を食べても割と美味しかったので、ちょっと残念でした。。。 でも気を取りなおして他のお店へ。 私は最初、ボーブンを食べるつもりだったのが、メニューを見た後に結局ユーリンチーを注文。でも、ちょっと胃にもたれたので、珍しく完食できませんでした。。。 娘は、メニューを見ても、気持ちは揺れずにボーブンを注文。 これは正解でした。自分も最初から、やっぱりこれにしておけば良かったと思う時は、既に遅し、笑。 食後少し歩いたのですが、胃もたれは夕方頃まで続いたので、そろそろ油ものは、控えていく方がいいのかなぁと、最近思い始めた今日この頃でした。トホホ。

声楽(合唱)選択の特別時間割コースについて

つい先日、娘の所に後輩の吉報が1つ入って来ました。 昨年、残念ながらダメだった声楽での特別時間割コースの受験に、今年は既に1つ合格したとの事です! 以前に、このブログでも少しお話したかと思いますが、声楽(合唱クラス)などが特に専門に学べる、パリ市内で可能な特別時間割コースは、主に下記の通りです。 こちらは、現時点(2019年4月)で私が知っているもののみになります。 Maîtrise Populaire de l'Opéra Comique Maîtrise de Notre Dame Maitrise de Radio France Maîtrise de CRR de Paris 受験をして、いよいよ入学が決まると、半日が学校、半日が音楽の授業というような形態の生活が始まります(各機関で若干形態が異なるようです)。 特に、歌選択の場合は、合同練習&レッスンがあるので、午前に学校に行き、午後が音楽院または他のメートリーズの時間となることが殆どのようです。 それぞれの機関毎に、特徴があるので、カリキュラムの内容を調べたり、実際にオープンキャンパス、コンサートなどを事前に見に行くことをオススメします。 特に、実際に通っている生徒達やその親達から話を直接聞くのが、現状も良く分かるし、一番の参考になるようです。 さて、オペラコミックは、演目にミュージカルが多いので、演劇やダンスのレッスンなどがあるのだとか。声楽的には、クラッシックよりもミュージカルボイスが主のイメージがあります。こちらは、YouTubeでも活動の様子が見られるようになっています。 国営ラジオフランス放送合唱団では、ラジオの収録やオーケストラとのコンサートも多く、バカンス中にも各練習やリハーサルがあったりします。 そして、最終合格決定の面接時には、予め、協定事項の書類に目を通して、細かい決まり事に親が同意しなければなりません(子供でも仕事の契約書に近い感じです)。制服等も支給され、16歳以降から使える報酬なども入るようです。前の日にコンサートで遅くなると、次の日の学校の授業等もある程度考慮されていると聞いています。 ノートルダムは、楽曲にやはり宗教曲が多いようですが、授業に、音楽史や演劇などもあり、なかなか幅広く学べる様子。ピアノはオプシ...

イースター休暇が始まりました!

昨日から、パリの学生達はイースターのバカンスに入りました。 3月末から既に、毎年恒例の音楽院の年度末試験が始まっているので、このお休み中は、何かと音楽の課題が多い娘たちです。。。 ソルフェージュの第二次口頭試験科目に、三部合唱で歌を準備しないといけないので、同じソルフェージュクラスの仲間達と集まり、バカンス始めに、まずは我が家で一緒に合わせをすることになりました。 歌唱はお腹が空くので、おやつなどもバッチリ準備して。 久しぶりに作った抹茶ケーキにシューケットにポテトチップスに。。。 こちらは頂いた差し入れのエッフェル塔の形をしたグミキャンディ。 練習時だけ私は席を外し、おやつの準備をすると、どうぞ一緒に座って下さ〜い!と言われ、女子中学2、3年生たちの仲間に入れて貰え(笑)、楽しい話をいっぱい聞く事が出来ました。みんな可愛い〜、けれど、おしゃべりは止まりません!笑 練習中に爆笑してしまったり、真面目にやったり、おしゃべりが続いたり、それはまあ賑やかな日曜の午後でした。 でも、母はちゃんと聞いてましたよ、なかなか素敵なハーモニーを!^-* また近いうちに集まりますが、とりあえず今日の練習を踏まえて、個人練習にいそしむようです。 とりあえず、良いバカンスを〜! Bonnes vacances !

スカパンの悪だくみ (モリエール)

中学のフランス語の授業で、娘がモリエールの喜劇を学んでいます。 クラスのお友達と一緒に組み、ある場面を再現する授業が何度かあったので、娘のセリフ暗唱の相手役を、私が家でしていたのですが、難しい発音の仏語が多くて、こんな仏語を良くスラスラと暗記できるなぁと、我が子ながら感心していました。 私は、ずっと上手く口が回らずで、意味もあまり良くわからないうちに、無事に娘たちの発表は終了。 昨夜はそれに伴って、娘は試験勉強をしていました。 このスカパンの悪だくみは、モリエールが、コメディア•デル•アルテという、昔からあるイタリアの喜劇を元に作られたとの事で、娘に色々質問されて初めて、私も知ることが出来ました。 今までにフランス文学を殆ど学んで来ていない私には、娘の質問は難しかったので、娘に色々聞かれても、???の状態。 スマートフォンの検索さまさまで、ようやく少し分かり始めました。 中学で勉強するわりには、内容が結構高度でびっくりしています。 義務教育の中学の学習は、広く浅く勉強するイメージが強かったのですが、とにかく深いので、ちゃんと論理立てて考えないと、親の私でもすぐに答えが出ない事があります。 とにかく偉大な歴史があるフランス。 産まれた時から、こちらで教育を受けて来ている娘が、今どんな勉強をしているのか、興味津々の昨夜でした。。。 さあ、今朝の試験はどうだったかな。。。

パリのゴミの捨て方

パリでマンションに住んでいると、共通ゴミ捨て場がマンションの建物内にあり、管理人さんが、パリ市管理のゴミ収集車が来る時間の朝と夕方の二回に、ゴミ箱を出しておいて、収集後にまたゴミ捨て場にゴミ箱をしまうのが日課です。 週末には収集車が来ないので、ゴミ捨て場のゴミ箱がいっぱいになることもあります。 日本では、プラスチックやカートンの箱、紙などの雑誌や新聞類、粗大ごみなどとにかく厳しくゴミ捨ての日とゴミの仕分けが、かなり早い時期から、決まって、始まっていたイメージがありますが、フランスで、リサイクルやゴミの捨て方が問われ始めたのは、実はわりとつい最近です。 瓶専用のゴミ箱、燃えるゴミ&どこに捨てていいかわからない粗大ごみ以外のゴミ用のゴミ箱、カートンやプラスチック、紙などの専門のゴミ箱が、私の住むマンションにはあります。 以下の写真のようなゴミの仕分け方が説明されている、冷蔵庫にも貼っておける早見表が、ある時、郵便受けに入っていました。 これは、ゴミの種類によって、どの色のゴミ箱に入れるのか分かる早見表。 こちらは、仕分けをするものかどうかが分かる早見表。 つい最近、また少しゴミの仕分けの仕方が細かくなったそうで、その説明をするキャンペーンをしていた人達が、我が家にもやって来て、質問に答えたり、細かい説明をしてくれました。 その時に配られたのが、冷蔵庫に貼れるこの早見表です。 粗大ゴミは、パリ市のネットサイトに行き、どんなものをいつ捨てたいかという表記をすると、番号をくれるので、その番号を紙に書いて、自分が出す粗大ごみに貼って、自分の家の前の道端に出しておくと、決められた日に収集車が来て、持って行ってくれます。 その前にパリジャン達が見つけると、欲しいものの時は、かってに持って行かれる場合もあります。 最近は、ロマ人の集団が、毎回界隈をトラックで徘徊していて、目星のあるものが捨てられていると、すぐに持っていってしまいます(特に家電製品が多いようです)。 これは余談ですが、いらなくなった古本などを自分のアパート前の道端に出しておいて、読みたい人が持って行ってください、というような感じで、捨てられて(置かれて?)いることもありました。 スーパーなどで、ビニール袋を全く配らなくなったフランス。 あったとしても...