スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2017の投稿を表示しています

中学のネットシステム

さて、今週はわりと暖かな陽気が続いていたパリですが、何故か洗濯物がなかなか乾かなくて、何度かアイロンがけをして、乾かしておりました。 こういう時に家に乾燥機があると便利だなと思いつつ、刻々とせまる長い冬の訪れを感じています。 昨夜は、娘の楽器レッスンが終わったのが夜の20時半過ぎ。 今日は早く帰れる〜!と思っていたら、生憎の大雨で、傘を持って来なかった私達は足止めをくらい、ちょっと雨脚が優しくなってきたかなという時にメトロの駅まで急ぎましたが、既にびしょ濡れ。。。 帰宅後すぐにお風呂に入り、温まりましたが、お夕飯を頂いたのは22時頃で、すっかり朝から長い一日になってしまいました。 そして今日も娘のレッスンは続きます。 さて、それは何より、インターネットが出来た御陰で、中学での状況が手に取るように、かなり細かく分かるようになりました。 中学から、各親宛に個人コードが与えられ、パスワードを使ってコネクト出来るようになっています。 遅刻、欠席はもとより、生活態度、時間割、試験の点数に、自分及びクラスの平均点、宿題、などなど、とっても分かりやすく、次々に更新される情報を1週間に一度は必ずチェックをしています。 開始はわりとゆっくりだった授業も、試験が所々に入り、結果もすぐに出て、進みも早いようです。 もう1つ、中学最終年度になった時に、高校入試のために使うサイトの登録もしています。 と言う訳で、本登録時には紙上で出すものが一杯あっても、それまでは、メールやネット上でのやりとりが非常に多くなっていて、(地方音楽院の入学試験申し込み、仮登録なども今はネット上です。)、家にコンピューターや印刷機等がないと逆に不便な?世の中になりました。 ちなみに私の手持ちのスマートフォンだと画面が小さいので、そういう手続きは必ず自宅のコンピューターで作業するようにしています。 数学の宿題なども今後はあるサイトを使って提出したりもするようで、今使っているコンピューターが大分古くなってきているので、そのうち更新しないといけないのかなあと思う今日この頃です。。。

パリで日本のお弁当

最近特に、和食、日本文化のブームが後を絶たないパリ、フランスです。 今から20年前の渡仏当時に、日本のお弁当がパリで簡単に食べられるようになるとは、誰が思っていたことでしょうか。 在仏期間が長くなってきた私には、本当に嬉しい限りです。 今日は、一度娘とあるイベントで食べたことがあって、なんて繊細なお料理をお弁当で食べられるんだろう、と感動していたお店に、久々に御友達とそのお弁当を食べに行って来ました。 小さい店内でも、イートインスペースがあり、お水と暖かいほうじ茶がセルフサービスで頂けるようになっています。 私は焼鮭弁当。 ゆかりの載った御飯が別についています。 御友達は豆腐ステーキ(ハンバーグ?)弁当を。 デザートは抹茶クリーム大福にしました。 若干座席とテーブルが高くて、足が宙ぶらりん状態だった以外は、鞄を吊るす場所もあり、店内でお弁当を頂くのはまずまずかと思いましたが、日本の優しい味に癒されたお昼でした。 トイレが店外だったので、近くのカフェで別にコーヒーなどを頂きました。 そのカフェの目の前の道にはこんなものがあり。 かの有名な(?)メルシーまで歩いて、色々物色して来ました。。。 以前11区に住んでいた頃は、良く来たこの界隈もその頃より大分変わり、オシャレ地区になってきているので、色々なお店があって面白いです。 日本の味に癒され、陽気も少し暖かく、良いひと時が過ごせました。

すみれ味のレモナード

北フランスに住む仲良し一家がお土産に持ってきてくれた、すみれ味のレモナードとフランボワーズ味のお酒。 それぞれ何時飲もうかなあと思っていた矢先、週末にソーダ好きの娘の御友達が遊びに来るということで、すみれ味のレモナードを一緒に飲んでみてみることにしました。 色はもちろん?すみれ色。 シャンパンのようにポンと音を立てて開けた瓶からは、奇麗な煙みたいなものが一瞬立ち上がり、とっても優しい甘い良い香りが。 みんなで乾杯して、飲んでみると、すみれ味がそんなに強くなく、さっぱりと優しい味の、思ったより(?)美味しいレモナードでした(笑)。 すみれ味のシロップや砂糖がけがあるのは知っていましたが、これはまた新鮮でした。 以前、ヴォージュ地方でクレームブリュレを食べた時、ゼラニウムのリキュールが入っていて、びっくりしたことがあります。 それはわりと不思議な味で、ゼラニウムだとはお店の人に聞くまで、全くわからなかったのですが、フランスもその地方毎に色々と特産物があり、まだまだ面白い発見が沢山あるので、少しずつ出会って行ければいいなと思っています。

飛行機雲の空

朝はとにかく授業に遅れないように、娘を中学まで見送っている毎日です。 そんな中、メトロの最寄り駅の階段を登って表に出た途端、凄い数の飛行機雲が、空一面に広がっていました。 朝焼けの空に何本もの飛行機雲が。 思わず携帯を出して、写真を撮りました。 毎回見られるわけでもなく、何だかラッキーな一日の始まりでした。

最近の娘の日本語学習

日仏文化センターで、読み書きの日本語を学び始めてから、早6年目に入った娘です。 始めた当初は、まさかこちらの中学に進学してからも続けていられるとは、娘も私自身も思ってもいなくて、ここまで来られたことを本当に嬉しく思っています。 始めてから2、3年目で漢字が難しく感じたようで、何度か、なんで日本語を勉強しなくてはいけないのか、漢字を覚えるのが大変だからやりたくない、、などと言っていた娘。 何人か日本語の勉強を辞めて行く御友達も出て来たりと、続けて行くことに疑問を感じていた時期もありました。 そんな彼女の最近は、出来るだけ、続けられるだけ日本語を続けて行きたい、となったから不思議なものです。 上のクラスの子達の成長ぶりを、発表会等で目の当たりにして、上のクラスになると、読み書きだけではない日本語の面白さがある!と確信したのでしょうか、次のクラスでは何をやるのか、毎回楽しみになってきているようです。 さて、6年目になり、今までは毎年女の担任の先生だったのが、今年からは男の先生になり、驚いていたのも束の間、とっても楽しい先生のようで、クラスの御友達の移動が何人かあったものの、出だしは好調。 6年目といっても、まだ小学校4年生の教科書なので、無理なく進んでいて、そして5年目の先生の時と殆どやり方が同じなので、漢字の学習等もリズムが出来上がってきているようです。 こちらが今現在使っている教材。 さて、まだ数年程かかる、小学校6年生の教科書まで、無事に終わらせることが出来るでしょうか。。。 小さい頃から、日本語の絵本の読み聞かせ、歌、動画などを見せてきてはいましたが、日本語で話すと必ず仏語で返して来ていた娘です。 夏休み前に、たまたま私の御友達が来ていた時に、日本語で話してみたら、自分でも何だかおかしな日本語の発音や語彙を使っていたと気づき、一時帰国も今年はしないし、で、夏休み中になるべく日本語を聞きたがり、発音を直すようにしていました。 そのときに役立ったのが、なんと“ちびまる子ちゃん”の動画です。 サザエさんやドラえもん、ジブリ作品なども見ては来ました。 でも最近は、ちびまる子ちゃんの話の深さに、娘共々感動することが度々あり、日本語の動画は必ずちびまる子ちゃんになっています。 音楽と同様、少しでも耳にしているとやはり、語

中学の話の続き

現在、こちらの公立中学一年生の週の授業時間は26時間だそうです。 娘は週五日、午前中のみなので、週20時間となり、中学の授業で、スポーツや芸術(美術、音楽)に費やす時間が必然的に減っています。 というか、音楽と美術の授業はありません。。。 ただもう1つの提携中学校は、教科削減を殆どせずに、土曜日の朝にも学校があり、週6日で通う御友達もいます。 中学校によっては、毎日始まりと終わりの時間が違うところもあるようです。 娘の中学は、1年生でも、ダブルコースの午前中クラスだと朝8時〜12時まで。 午後クラスが13時半〜17時半まで。 通常クラスは、クラス毎にまちまちのようで、8時〜15時半のクラス、9時〜16時半のクラス、10時〜17時半のクラスなどに別れていると聞きました。 教科に関しては、息子さんが、私立中学に通うママ友達に聞くと、中一から10教科もあるようですが、我が娘の通う中学はそこまではなく、公立ってこうなのかなあとちょっと不安にもなったりしたのは事実です。 で、後で色々聞いたところによると、他の公立中学も10教科、仏語、数学、物理化学、体育、音楽、美術、英語、地理社会、テクノロジー、SVTと言う地理科学(?)、があり、第二外国語を中1から始める場合は、もう1つの外国語の授業が加わっています。 さて、中学でいい事は、先生が教科毎に毎回変わること。 自分のクラスといういつも同じ場所はないし、日本とは違って、その教科毎に全て移動があるので、重い鞄を持って、4階などまで上がるのは結構大変な時もあるようですが、小学校とは違ったそういう学生生活も、始まってみるとなかなか面白いようです。 給食も今までで一番おいしいようで、登録すると名前付きで配られる給食カードを持って、毎回自分の名前を記録し、セルフサービスで、御友達と好きな場所に座って、食べられるとのこと。 水曜の午後には中学全体で授業があるクラスが少ないからか、普段より食べる生徒数が減り、並ぶ時間も少なく、かなりスムーズで、通常には出ないような、フライドポテトやピザなどが出ると、水曜も給食の娘は喜んでいます。 教科の点数の付き方も、小学校とは違い、もっと複雑で詳しくなっていて、口頭や筆記などの割合で最終的に点数を出す教科もあるようで、どんな風になるのか、今から少し楽しみでもあ

フランスの中学校生活

今年から初めての中学校生活も、始まりから約2週間が経とうとしています。 娘の中学は、地方音楽院が提携している3つあるうちの1つで、全校27クラスあるうちの10クラスが、ダブルコースを取っている生徒達になります。 学区内の中学として進学した生徒さんを持つお母さんによると、この中学はなかなかレベルもいいようで、毎年結構な数の生徒が、高校進学時に、パリの中でもかなり有名な学校に進んでいるようです。 娘は、昨年から既に知っている先輩友達も各学年にいるので、各教科の担当の先生が決まると、ああ、あの先生、大変だから頑張ってね〜!、あ、この先生なら大丈夫、良かったね!などと先輩友達から激励があったようで、娘もママ、こうなんだって〜と色々と話してくれました。 クラスは30人程で、バレエなどのダンス、テニスなどのスポーツ、そして、楽器や歌などの音楽を専門的にやっている子達がそれぞれいます。 中学一年生は、午前か午後クラスに一クラスずつあり、娘は午前のクラスです。 昨年に比べるとちょっとだけ男子の数が増えて、そして誰とでも話せる、なかなか雰囲気も良いクラスのようで、始まりはまずまず、教科ごとに先生が変わり、教室も変わるのに、やっと少しずつ慣れて来た感じがあっても、楽しい毎日が過ごせているようで、何よりです。 しばらくずっと寒い陽気が続いていて、娘も疲れも出て来たようで、午後に歌を歌うのが懸念されている今週ですが、ビタミンと休息をしっかり取るようにして、これを乗り切らないと、と思います。 中学になると、先生の休みが多いと聞いてはいましたが、早速明日、フランス語の授業が2時間も潰れるそうで、学習室で宿題を終わらせることになるのかなあと思います。。。 中学が家に近ければ、一度帰宅も出来ますが、給食を食べたら、午後の音楽の授業もあるし、で、早くそういう状況にも慣れるといいなと思います。 あと一ヶ月もすれば、秋休み。 今年はクリスマスコンサート等が既に計画されていて、また忙しい日々になりそうです。

フランスの習慣、ビズとカランの大切さ(ハグとキス)

フランスに来て、まず日本人が驚くこちらの習慣というと、初対面の相手でも挨拶で、“ビズ”という、ほっぺたに御互いキスをし合うことかと思います。 そして、“カラン”というハグ。 こちらはどちらかと言うと家族、恋人同士、仲間同士でのことが多いですが、娘が出来てから、毎回のように、“ママ〜、ビズ〜、ママ〜カラン〜”と言われて寄ってこられると、必ず御互いにし合うのが習慣で、これがまた精神的にもいい作用があるようです。 仕事の相手や仲間の場合は、まず握手ですが、それも仲良くなってくると、次に会う時には自然にビズをしあったりもします。 日本人である私は、確かに最初はそれに慣れずに、地方によっても、2回なのか、3回なのか、まちまちなので、慣れている向こう(仏人)に毎回任せることにしながら、在仏期間も長くなってきたことで、やっと最近は自然に?ビズやカランが出来るようになってきましたが、子供の時から習慣で身についてきたものでもないし、時々、相手によってはとまどうこともあるので、まだまだ熟練の域には達していないなあと思う最近です。 そして、その作用がすごく不思議で、何だか心に御互いちょっとしたわだかまりや、上手く説明できないことがあった時など、このビズやカラン1つで、ほっと安心して、何だか元気が出てくるからホントすごいなと思います。 これは夫婦の関係性にもとっても重要かと思っています。 動物にも触れ合いが大切、人間同士も、言葉のやり取りだけではなく、御互いの触れ合いって凄い大事なんだなあ、と改めてこちらの習慣もいいものだな、と思うようになりました。 で、何が言いたかったかというと、新しい生活が始まって、ちょっと疲れが出て来た娘が、昨夜は主人に、“パパ〜、カラン!”としばらくずっとカランし合っていて、今朝は、地下鉄の隣席で、ちょこんと彼女の頭が私の肩に持たれて来たので、頭にビズをしてあげて、、、という事があり、ああ、11歳の娘でもまだまだ親の愛情は一杯必要なんだな〜、と感じたことを書きたかったからでした。 私も以前より早起き生活になり、ちょっと疲れが出ていた時、娘が、“ママ、それはカランが必要なんだよ!”と自分からしてきてくれ、少し元気が出ました。 ということで、ビズとカラン、って本当にいいなあと思います。

ブロンズ•ド•ヴィエンヌ(ヴィエナブロンズ、オーストリアブロンズ)

最近仕入れたもの中に、とっても可愛いオブジェがありました。 ブロンズ•ド•ヴィエンヌと言って、オーストリアのウィーンで精巧に作られたブロンズ細工です。 動物を主体に作られていて、着色されているのが特徴とのこと。 主人が見つけて来て見せてくれた時、思わず、すごい可愛い〜!と手に取ってしばらく眺めていた程です。 固い素質のブロンズをかなりきめ細やかなモチーフに仕上げています。 裏側もしっかり。 小さな愛らしいウサギがちょこんどキャベツの上に乗っています。 こちらは以前仕入れて、既に売れてしまったものです。 ドイツ製のブロンズ細工で、ミニチュアの動物達が(これは猫だったと思いますが)社交ダンス中。 こういう出会いがあるアンティーク達、まだまだ奥が深いです。

娘の中学生活も1週間が経ちました。。。

この9月から中学校に進学した娘です。 御陰さまで、新しいクラスの雰囲気も良いようで、昨年に引き続き、学業•芸術専門のダブルコースクラスなので、ダンスやら、運動やら、音楽やらと色々極めている御友達が増えて、毎日楽しく、御陰さまで頑張っているようです。 毎朝、8時開始の中学に間に合うように早起きをしておりますが、その見送りをまだ続けているので、地下鉄に一緒に乗り、最寄り駅まで届けるのが、今の私の一日の始まりとなっています。 パリのメトロは何せ階段が多いので、朝から、重い鞄持ちをし、その階段を上り下りするのがなかなか大変で、ああ、これからもっと体力をつけていかないとなあ、と思う最近です。 そんな中、新旧のママ友とお茶をして情報交換をしあったり、御友達が、夏休み中だった私の誕生日を改めてお祝いしてくれたり、とバタバタする中でもほっとするひと時があった1週間でした。 まだまだ中学で必要な買い物や、保護者会議などは続いていますが、もう1つの音楽院のレッスンも再開し、少しずつ新しいリズムの生活になってきています。 御友達がくれたプレゼント。唐辛子がプランターで栽培できるとか! いつ始めようかな〜。

9月になりました〜!そして既に秋を感じます。。。

しばらく更新を怠ってしまいました。。。 そして、無事に、この9月で、我が娘が中学に入学しました! 夏休み前に、配属先の中学が決まり、登録も既に済んではいましたが、新学年度の細かい日程がまだ出ていなくて、今か今かと、中学のサイトを常に検索していたこの夏。 8月に入ってから、やっとそれも分かり、色々と保護者会の方からもメール連絡が入り、で、少しずつ実感の湧いて来た8月末。 他の中学とは、日程がちょっとずれての始まりだったので、まだ日にちに余裕が少しあり、必要文房具品のリストも出ていないしで、何だかちょっと拍子抜けしていました。 初日は、所属クラスが発表され、教科書の貸し出しや、教室の場所など色々な説明を午前中だけ受けて終わり。 二日目から通常授業でしたが、娘は午前中だけなので、給食を食べたら既に終わり。 来週から、午後の音楽院の授業が始まるので、この日に全てのクラスのプランニングが発表され、やっと通常授業が開始になるようで。。。 この週末は、リストが出ているだけの必要文房具品を買いに行ったり、と、早速宿題も出たので、それを終わらせたり。。。 少しずつ、学校生活のリズムを得て行くような感じでいます。 そして、無事に日本語学校も同じ週に始まり、久々に御友達ママ達にも会え、色々と日本のお土産やお誕生日プレゼント等を頂き、ああ、また新しい一年が始まるんだなあと実感したりもしていました。 既に、肌寒く、秋を感じる新学年度。 この一年、どうぞまた充実した、そして楽しい一年となりますように。