娘がパリ市民音楽院とパリ地方音楽院を股にかけて生活するようになって、今度は地方音楽院ではどういう毎日を過ごしているのか、お話したいと思います。 9月は通常通り、小学校が始まりました。 ただ、カレンダーの日にちにより、週中の木曜からの始まりで、音楽院の授業はこの週はなし。 最初で最後の二日間だけ、お昼の後も一日中、小学校の授業がありました。 そして、次週から午後には音楽院の授業が開始され、朝は学校の授業、午後は音楽院のレッスンという生活に入ります。 今年のクラスは、小4、5(CM1,CM2)年生の混合クラス、国営フランス放送合唱団組が9人、CRRの声楽•合唱組が10人、そしてバレエ組が5人の計24人のクラスで開始しました。全体的に男子は少なく、主に女子の人数が多いです。 さて、一日の時間割は、こんな感じです。 朝8時20分に登校。今までは、20分に校門が開いて、校庭で担任の先生を待ち、8時半からの授業ですが、校門が開いたと同時に教室に入り、宿題などを手帳に記入します。 8時半きっかりに授業が始められるように配慮されているためです。 そして、10時から15分間の休み時間がありますが、遊ぶというより、トイレ休憩などで殆ど終わってしまうようです。 その後は、12時までみっちり授業があります。 そして、給食を食べ、音楽院行きの専用バスが付き添いの関係者とともに来るのを待ちます。 この制度は、まだ一人で移動をすることのあまりない小学4年、5年生の生徒達のためにあります。 バレエ、歌、楽器選択の生徒達が同じ1つのバスを使っていて、二つある提携小学校でそれぞれピックアップされ、音楽院やダンスのレッスン会場へと生徒達を運んでくれます。 と言う訳で、お昼の休み時間は、バスでの移動時間となり、校庭で友達と遊ぶことは全くなくなりました。 中学生になると、生徒が自分の力でメトロやバスなどを使い、音楽院まで直接移動することになります。 音楽院の授業開始時間は13時半からですが、バスの遅れや中学生達の移動の遅れもあるので、通常なら16時半に終わるところを、今年に限って、16時45分終了に、秋休み明けから変更がありました。 小学校と音楽院は、月、火、木、金のみの授業です。 月曜は、主にレベル別のソルフェージュの授業、そして合同合唱(Polip