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Guimet(ギメ)美術館へ。

今日は16区にあるギメ美術館へ。

既に125年も経つというこの美術館。1997年に改装されたようですが、本当に外観も内観も素晴らしく良く出来ていて、半日では回りきれないくらい、見応えがありました。



ボワシエールの駅で降りて、ちょっと歩くとイエナ広場に出ます。


その広場にあるのがギメ美術館。


一番上の階から始め。


思ったよりも広く、奥行きがあり。


韓国、日本、中国、チベット、カンボジア、タイ、ベトナム、インド、、、などそれぞれの国に別れたアジアの国の美術品や仏像などが。


こういう像を見てるとなんだか、落ち着きますね。。。


大きな屏風も。


菩薩が一杯。


お面の中には、般若、頬のこけた痩せ女というのばかりがあり、唯一、これが私に似てるかな、と変な事を思ったり。。。


薬入れに使われていた印籠。水戸黄門のような紋所より様々な模様が多く入ってました。


尾形乾山の器達。。。す、素晴らしい。。。


江戸時代の作品。


奇麗に残されています。。。


お抹茶が飲みたくなりました。。。


刀の柄の部分の一部。色々な模様がありました。


立派な刀も。


韓国の分野もなかなかです。螺鈿が施された箪笥や、翡翠で作られた器や像など。


ただ、私達には、館内の冷房がちょっと効き過ぎていて、中にいるのが辛くなってきました。最後の方は1つずつ丁寧には見られなくて、ちょっと残念でした。。。


大きな仏陀。2階からだとこんなに良く見えます。


それぞれ、装飾は変わっても同じようなものがありますね。

ブロンズで出来たヴェトナムの太鼓。


サンスクリット文字の彫られた石など。

まだまだ新しく紹介されるものたちが、並べられている場所が何カ所かあったので、また少ししたら再度訪問できるといいなあと思っています。


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