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キップリングとイーストパック(学校鞄の話)

小学校に上がると、学校のロッカーが使えないことが多いので、殆ど毎日、教科書やらノートやらを持ち歩くフランスでは、背中に背負える、幅の広いタイプの鞄選びに苦労する時期がやってきます。
子供によっては、流行りのキャラクターものが良かったりする頃でもあり、なるべく長く使う予定の鞄を、その重さや、容量などで、実際に子供の背中に背負わせて選びます。

身体が小さいのに、すごい大きな鞄を既に背負って学校に通っている子供達を見て、さすがにこれも可哀想かなと思い、最初は軽めのものにしてあげたら、それは一年でもう不便になりました。。。
そして、新しくもう少し大きくてしっかりしているものを二年生時に購入することに。
でも結局、それも中身の容量が足りなくなってきて、三年生ではリュックサックタイプの普通幅の容量が一杯入るものに買い替えて、これで三つ目の鞄を手に入れました。
この時に、中学生になるとみんなが使う、アメリカのメーカーののイーストパックにしたかったのですが、背負う部分がなかなか娘の体型に合わず、この時には気に入ったものがありませんでした。

そして五年生になって、往復の通学時間が増えたことと、学校で必要なもの+楽譜等を持ち歩くようになったことで、鞄が重過ぎて持ち運びが大変になったこともあり、楽器と鞄を持ち運びするクラスメイトのお母さんから、これがいいよ!と勧められて買ってみたのがこちら。



キャスター付き及びリュックサックにもなる鞄、キップリングのものです。鞄自体も軽くてうちの主人もこのメーカーは愛用しているのですが、実際買って使ってみると、とっても一杯入り、キャスターを転がして運べるのはいいのですが、今度はそれこそ重くなりすぎて、階段の上り下りや、自分で背負うことが難しいことがわかり、今は、娘の旅行鞄として使っています。



そして、中学になり、今まで使っていたリュックサックも大分痛んできたので、結局、晴れてイーストパックデビューをすることになりました。
娘も大分成長して、肩幅も合うようになったからです。
なるべく奥行きのある、3層に別れている鞄を選びました。
中身が重くても、首から肩、背中にかけてしっかり重みが身体にかかるので、今までの鞄よりもやはり使いやすいようです。
中学になると、どうしてイーストパックばっかりみんなが使うのか、やっと謎が解けました〜。


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