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1月, 2018の投稿を表示しています

小さなつぐみ制度

昨年から、特別時間割ダブルコースで、一日の半分は、毎日のように歌などの音楽の授業を受けている娘です。 歌、合唱選択となると、楽器選択よりも女子の数が圧倒的に多いのですが、声変わりをするまでの間は、男子生徒もチラホラいて、声変わりをした後は、男性合唱の方に加わったり、楽器の方へ移動したり、とそれぞれの道があります。 さて、娘が現在所属する合唱クラスには、ほぼ第一期課程の生徒達、小学校4年生から中学二年生(場合によっては三年生)までの生徒達が混ざり、毎日のようにポリフォニーという合同の合唱レッスンを受け、毎年何回か予定されているコンサートに向けて、練習をしています。 そしてそれぞれの生徒達が、その合同レッスンの間に、ピアノや楽典、声楽技術の個人レッスンの授業に移動しながら、毎日の時間割が過ぎていくわけです。 娘が去年、入学した当時はこちらで言う小学校5年生。 音楽院内の移動も、各教室移動だけが主に一人でも許されていて、カフェテリアなどの使用は、中学生以上の誰かが付き添いをしないと事実上、使用できないことになっていました。 休憩時間になると、中学生以上の生徒達は、自由におやつや飲み物を買ったりしていたり、自由に色々していているのを見て、娘も早く中学に行きたいなあと思っていたようでした。 そして、特に小学生の生徒達、新入生達のために、いつから存在するのかは定かではないのですが、“小さなつぐみ”という伝統があり、先輩生徒達がそれぞれ、音楽院内の事はもとより、御友達関係などなど色々と面倒をみてくれる制度があり、娘も何人かの先輩生徒達に“小さなつぐみ”としてついてもらっていました。 これを選ぶ基準は、自分が好きな、なってほしい先輩に自分から依頼して、先輩からの了解がでれば成立という感じで、どちらかと言うと依頼主は後輩の方からというようです。 日本で言うチューター制度にちょっと似ているのか、でも先輩達はお母さんのような感じで、友達が同じ先輩についてもらったりすると、その友達同士で家族になり、娘になったり、おばさんやおじさんができたり、とそれぞれの広がりが続きます。 そして、それらの小さなつぐみの先輩達と面倒を見てもらっている後輩同士でクリスマスプレゼントを交換しあったり、年に一度、お祝い会みたいなものがあったりしているようです。 さて、今年度

フルートのオーディション(公聴会)

先週末は、娘がフルートの生徒達の公聴会に、ハープ伴奏として参加して来ました。 他の楽器の公聴会に参加するのは今回が初めてで、そして、いつもの音楽院の会場ではなかったので、どんな風になるのかなあと思っていました。 第一部は、同じ区立音楽院内で、兄弟で楽器を習っている生徒達同士の演奏でした。 例えば、フルート+ピアノ、フルート+クラリネット、フルート+バイオリン、などと言う具合にデュオやトリオが構成されていて、保護者で楽器や歌などが出来る人達も親子で演奏参加していました。 娘は、フルーティストでもありハーピストでもある、高校生の先輩お姉さんのための伴奏だったので、それに連れ立って今回は第一部のトリでの演奏でした。 今回、ハーピストは三人ほど参加していて、一番年少さんの舞台での手伝いを、娘がしていたのには、なんか感慨深いものがあり、娘も大きくなってきたんだなと改めて思いました。 この会場は、演劇などのアトリエもやっていて、そういえば、娘の御友達もスタージュ(研修)等に参加していたっけ、などと、会場の座席の座り心地も良く、久々に、色々な種類の楽器も聞けて、なかなか素敵な一夜が過ごせました。 そして、娘達は、イディッシュという楽曲を二曲演奏しました。ユダヤに近い、言語•文化のものなので、ある一人の生徒がまずその説明をしてくれました。 無事に演奏も終わり、第二部へ。 第二部は、アンデルセンの物語の音楽朗読劇でした。 ハープの生徒には、男子があまりいないのですが、フルートの方には結構いたようです。 次回は、ハープの公聴会が続きます。 久々に会ったハープ友達ご家族と、色々話に盛り上がり、会場を出たのは一番最後になりました。

セーヌ河の氾濫

日本でも話題になっているようですが、またセーヌ河が雨続きで増水していて、1月末まで、パリ中心地の郊外線の数駅が閉鎖されることになりました。 我が家も、今の住居入居時に、地下のカーブ(倉庫)が、以前に水浸しになったことがある地域だったことを示す書類を頂いたことを覚えています。 幸い、私達が住んでいる間の影響はまだありませんが、今回もかなり、川の水が増加したようで、住居の入口には、注意喚起の張り紙がしてあったり、大使館からもメール連絡が来たりしていました。 先週の水曜日に、近くに用事があったので、どうなっているのか、川の状況を見てくると、結構な人達が野次馬?のごとく、橋の上で写真を撮っていました。 そして、私もその一人でした。 かなり上まで水の位置が上がって来ています。 普段は遊歩道のはずが。。。 こちら側も。 この週末に、今までの最高水位地点まで達するのではと言われていましたが、雨が止んでくれたので、少しだけ安定してきてはいるようです。

パリは雨模様。。。

日本では大寒が過ぎ、各地で大雪のようですね。。。 こちらでは、最近は毎日のように雨。 風も強かったりで、また傘をださなきゃ〜と、毎朝お天気とにらめっこ。 渡仏当初、殆ど傘(特に折り畳み傘)などが店頭に売っていなかったフランスも、最近のお天気事情により、わりとどこのお店でも折り畳み傘に、長い傘などが手に入るようになりました。 先週もあっという間に1週間が過ぎ、最近また急に成長した娘の服が小さくなってきたため、色々と服探しなどもしておりました。 冬のセール中ということも相まって、自分のものなども見つつ、思ったよりも混んでいないお店(混んでいる場所が嫌いな私には、セール中の買い出しはなかなか大変なのであります。)で、わりとゆっくりと買い物が出来ているから不思議です。 最近は、セールの前に、各ブティックも、顧客のためのプライベートセール等をあらかじめしているからなのかどうかは分かりませんが、以前の混雑したイメージがあまりなくなってきたのかな〜、とも感じています。 インターネットなどでも購入できるようになったし、やはり、便利な世の中になりました。 週末、宿題等の合間に娘が作ったガトーショコラ。 昨年の夏休み中に、何個か一人で出来るお菓子レシピををレシピ帳に記して、自分でも既に一度は作っていたので、朝のうちに私が作ろうと思って出しておいた材料などを見てすぐ、今日は私が作る〜!とはりきっておりました。 洗い物などだけを私が手伝って、オーブンなども自分でやり、なかなか色々一人で出来るようになってきた娘の姿にちょっとだけ目を細めてしまい、ついつい口出ししてしまう自分を戒めながら、手を出さない、貸さないっていうのも大変なことだな、と思った親バカなひと時でした。 さあ、今週も雨にも、雪にも(?)負けず頑張りましょう〜!

屋内スケート場

最近、旅行など以外で、外出して遊ぶ!という行為自体が、めっきりなかったと言っても過言ではないくらいの我が家でしたが、この週末は、御友達ご家族と屋内スケート場に行くことが出来ました。 クリスマス休暇中には、屋外のスケート場があちこちにあったのですが、お休み明けにそちらも殆ど全てが終了していて、さあ、今はどこで出来るのかなあと、色々探していたら、御友達が見つけてきてくれました! 普段は、アイスホッケーチームやフィギアスケートなどの練習場にもなっているようで、一日の中で一般人がスケートを出来る時間が何回かあるようで、夜の12時まで、その月ごとに色々イベントも開催されているとか。 郊外ですが、我が家からもメトロで行ける距離で、こんな近くにいいスケート場があったとは、全く知りませんでした。 私自身はスケートができないので、今回は観客及び荷物管理。 御友達お母さんやその娘さん達の御陰もあり、今回で2回目のスケートに挑戦だった娘も、そこまで転ばずに、マイペースで広いスケート場を、一人でも何度も回れるようにはなっていたので、時々みんなにお世話になりながら、既に上手な娘さん達と、それぞれスイスイ、本当に楽しんでいたようです。 ちなみに、このスケート場には、上級者達が多く来ていて、真ん中でスピンの練習をしていたり、後ろ向きに上手に滑っていたりする子達を見れて、フィギュアスケートが好きな私には、見てるだけでもとっても楽しい時間になりました。

冬のセール開始

クリスマス休暇も無事に終わり、今週からまた学校が始まりました。 しばらくゆっくりだった朝も、早起き生活に戻り、メトロでの移動生活が再開しています。 1月の始めの週末には、毎年恒例のガレットデロワを頂き、この時期日本では七草だったよなあ、なんて思いながら、無事に新年が明けたことに感謝しておりました。 今回は、買ってきたものと、手作りのものを二つ、美味しく頂きました。 お休みが明ける前に、パリ郊外に住む、主人の姪っ子家宅へ。 駅前に無料スケート場があり、パリ市庁舎前のものが、最近やらなくなってしまったのを残念に思っておりました。 また再開してくれることを強く願っておりますが。。。 そして、今週は週中から冬の大セールが始まり、最近急に成長した娘のものを主に、少しずつ戦利品を確保しております。 今度は2月中旬の冬休みまで、また色々予定が入っているので、健康管理をしっかりとやっていけるといいなあと思います。

グテ(おやつ)

クリスマス•お正月休み中、娘と久々にクレープが食べたいねーとなり、早速作ることになりました。 クレープの生地は混ぜてから少し寝かせておくと、良く混ざり、焼きやすくなるので、1、2時間、ほっておいて置く間、他の家事を済ませていました。 パームオイルの入っていないチョコレートヘーゼルナッツクリームとバナナ、粉砂糖でデコレーション。 久々の手作りクレープはとっても美味しくて、10枚以上あったクレープも、おやつと次の日の朝ご飯で既に終了〜。 小麦粉、牛乳、卵、バター、砂糖、塩等、基本の材料があれば簡単に出来るので、クレープって凄い、ってパンケーキとかもそうですよね。。。 そして、ここ最近、自分の仏語力が下がってきているのを、家族からずっと指摘され続けていたので、昨年から少しずつ仏語での読書を再開していたのですが、お休み中、ちょうどロアルドダールのチャーリーとチョコレート工場の再放送があり、本でも既に読んではいたのですが、続編を見つけたので読んでみました。 一日中読書をすることは出来ないので、二日にかけて完読! マチルダやマジックフィンガー等の本で知ってから、娘と一緒に大好きになったロアルドダール。作り話だとはわかっていながらも、本当のような良く出来ている話だから大人でも十分楽しめます。 そこに、色々な教訓というか、しらしめと言うか、なんかうなずいてしまう箇所がなんこもあり、この作者自体も、他界された今でも、本の売り上げの一部を寄付していたりするようで、こういうことを、社会貢献と呼ぶのかなあと、とても感心したり、はて、40代になるも、どちらかというと50代に近くなってきた私は、この年で社会貢献という何かをしてきたことはあるのかなあ、などど考えてみたり、とした新年、2018年の始めとなりました。 こちらはよもぎ大福。 なんかお正月、和らしいものが欲しかったので。 美味しく頂きました〜!

新年明けましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます!✨✨✨ 今年一年も、また我々家族三人、そしてアンティークのお店の方もどうぞよろしくお願い致します。 2017年の大晦日は、次の日の元旦にも、お店を明けてくれる予定の主人の為に、家族水入らずでゆっくり過ごしておりました。 そして、年が明ける前から、しばらく娘の携帯は鳴りっぱなし、御友達から溢れるくらいのメッセージが届き、私達大人はなかなか静かにしていたので、フェットをする(パーティなどでお祝いすること)ジェネレーションの交代期が来たのかなあ、と実感しておりました。 今年は、大晦日に、パリ市がシャンゼリゼ大通りの凱旋門に光のイベントを行う予定で、大勢の人がひしめきあっていたようで、ここ最近のテロの影響で、シャンゼリゼの人混み等のイメージがなくなっていた事を思い出し、久々に凄い人出をTVの前で観ていて、ちょっとだけ感動していました。ただ、やはり警察の監視は厳しかったようで、シャンパン等も、安全のために瓶の持ち込みなど、禁止だったようです。 花火も強風が予想されていたために結局キャンセル。 一瞬、年明けの際には、我がご近所界隈も“明けましておめでとう〜”が合唱されましたが、それもすぐに止み、今年はかなり静かな年明けとなりました。 ネコヤナギがあったので。。。 大晦日の朝は、ルーアン旅行後、二日間全く外出していなかった娘の存在に気づき(笑)、界隈で大好きな本屋に連れ出し(その間は、大掃除や宿題、読書、楽器練習やケーキ作りなどを実はしていた娘ですが)、現在8冊以上もの本を同時進行で読んでいる娘に敬服しつつ、私も借りて来た本を読んだり、お料理に精を出したりしておりました。 ちょっとお正月気分にする為に、母から以前贈られた金沢の漆器のお重を。 中身は贅沢と言うよりも行楽弁当風になっていますが。 それに久々のおとそを古伊万里のワイングラスで。 おちょこもあったのですが、何故かこれを出したくなり。。。 元旦の朝は、焼きたてのパステル•デ•ナータを。 11月にポルトガルで頂いてから、特に好物の1つになりました。 丸い黄色と甘いカスタードクリームにご利益がありそうな予感。。。 2018年が、また新たに皆様にとっても素晴らしい一年となります