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12月, 2016の投稿を表示しています

モンマルトルの丘

今週は、一気にまた寒さが戻って来たパリです。 昨日は、家族で一年ぶりのモンマルトルの丘へ。 サクレクール寺院にも寄り、ここからの眺めを楽しみにやってきました! 階段でも登る事が出来ますが、昨日はこれに乗り。 サクレクール寺院内へ。簡単な手荷物検査がありました。 素晴らしいモザイク画とステンドグラスが、一杯! この見晴らしを求めて。 何時見ても感動もののサクレクール寺院。 残念なことに、ちょっと大気汚染があった昨日のパリ。でも、年末に、今年もこの景色が見られて良かったです。

教会のクレッシュ(イエス•キリスト誕生場面)

最近、ここ数年の恒例行事になってきたのが、クリスマス休暇中に、教会のクレッシュ巡りをすることです。 パリ市内でも、ノートルダム、サクレクール、、、、などなど、かなりの数の教会(寺院)があります。 その中でも必ず行くようになってきたのが、サンジェルマン教会とサンシュルピス教会です。 この二つは、サンジェルマン界隈の徒歩で行ける距離になるので、ひとつ行けば二つ目も必ずはしごしています。 娘がまだ小さい頃には、ノートルダムにも行っていましたが、最近は、人もそんなにいないこの界隈の教会が丁度良い感じで。。。 サンジェルマン教会の入口。通りには、クリスマス市が毎年開催されています。 オフロンドと呼ばれる、ロウソクを灯す場所。教会内に、何カ所かあります。 朝はちょっと雨が降ったりしていたのに、午後になるとお日様が! ありました、ありました! 目の前に座り、お祈りできるようにもなっています。 こちらは、サンシュルピス教会のクレッシュ。大きめで見やすかったです。 立派なパイプオルガン。 神聖な場所です。。。 以前勤務していた界隈なので、通りなどもなじみ深く。。。 お買い物をして寄り道しつつ、結構長い間歩いて帰った後は、朝のうちに作って置いたガトーショコラと今年初のフレッシュライチを。 ちなみに今日から年末の大掃除を始めました。 そして今度は、大晦日、お正月メニューを考えなくては〜! さあ、どうしよう!

メリークリスマス♬

御陰さまで、今年も無事にクリスマスイブ、クリスマスが終わりました。 24日(土)にお店を開けて頑張って働いてくれた主人のためにもごちそうを準備しなければ!と朝から娘と二人で、クリスマスケーキ作りや、お料理を頑張っておりました。 当初はビュッシュドノエルを作る予定が、やはりショートケーキが食べたくなり、 こちらに。。。今回は生クリームの立ちが良く、飾り付けもしやすくて良かったです。 娘がパパとママに作ってくれた手作りクラッカー(🎉)をテーブルに飾りつけしつつ、ささやかながら、イヴの夜の食卓を家族水入らずで囲みました。 メリークリスマス〜♬🎅🎄✨

映画鑑賞

ちょっと話が前後しますが、今週一日空いた日があったので、ある友達が娘にクリスマスプレゼントとしてくれた映画券を持って、映画を観て来ました。 近所の映画館が新しくなってからというもの、本当に近くて便利なのが嬉しいです。 日本ではモアナと言われているのでしょうか、こちらではヴァイアナというタイトルでした。 既に観てきた御友達からは、評判で、私達も楽しみにしていました。 青い海の映像を観て、ああ海に行きたい!と思うくらい、奇麗な映像が一杯で、話もとても良かったです。 次に観たいのはこちら。 http://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=232143.html バレリーナです。 音楽院内での仲良しのうちの一人の御友達が、プロのバレリーナを目指していることもあり、娘も以前2年間程コンセルバトワールで習っていたこともあり、で、とっても興味があるようです。 さあ、いつ行こうかな。

あっという間にクリスマスです。

今年は、何だか“あっという間”という言葉を良く使う一年でした。 1月から本当に様々なプロジェクトがあり、あっという間に12月、もうクリスマスなのが信じられません。。。 このクリスマス休暇に入ってすぐ、学校の宿題は詩の暗唱以外、全て終えた娘。 日本語の宿題(絵日記、漢字のプリント、音読など)も、残すは音読のみ。 あとは、毎日の音楽の練習と、バカンス明けの試験勉強が待っています。。。 9月から、ハープのレッスンとは別に、ピアノのレッスンが毎週入ってきたので、バカンス中の宿題が新しいものも入れてピアノだけで5曲もあり。。。 それにハープの個人の曲とアンサンブルの曲、歌の方と合わせるともう何曲あるのでしょうか。。。 1月からまた演奏会も入ってくるし、少しずつ気分転換をしながら、娘には頑張ってもらいたいものです。 そして、今週は我が家に娘の音楽院の御友達、幼少の頃からの御友達が遊びにやって来ました。 当初の予定とは、ちょっと色々変わってしまったのですが、それぞれ楽しく遊ぶことが出来、娘も大満足〜! 少しずつ、少女から成長して来ている娘達。 まだまだあどけなさを残しつつも、ここまで立派に大きくなったものだなあとしみじみ。。。 10歳の娘達の会話に、私も時折混じわらせてもらいながら、楽しい一時を過ごせました。 やはり、御友達と仲良く遊ぶ姿を見ることが、親としては一番嬉しいものなのかも知れませんね。。。 さあ、明日はもう12月23日。イブとクリスマスの食事のメニューを決めなければ。。。

日本語学習の今後について

今年10歳になった娘は、幼稚園の年中になった9月に、年齢では5歳から日本人幼稚園の土曜日クラス(午前中のみ)に一年だけ通い、その後、6歳で、現在通っている日仏文化センターで、日本語学習を週に一度、1時間半だけ勉強しています。 1年生の1組から入学し、今年は無事に5組になりました。 12月のクリスマス休暇前には、年に二回ある、恒例の音読発表会があり、既に9回目ともなると、流石に手慣れたものだなあと感心しながら、鑑賞していた所です。 さて、5組と言うと、こちらでは、小学校の最終学年に値します。 ただ、この日仏文化センターでは、進み具合が日本より遅いので、現在小学校4年生でも、実はまだ小学校三年生下の国語の教科書を使用しています。 そして、来年の9月からは中学生になる予定の娘。 実際に日本の小学校6年間の教科書を終わらせたい場合、このセンターの授業を普通に続けた場合には、あと6年(飛び級がなく通常で行った場合)は必要で、ということは、高校生になるまで、続けないとならなくなります。 学区内指定の中学校の噂が良く無い場合や、日本語を強化したい、続けたい場合には、 OIB(Option Internationale de Baccalauréat)と呼ばれる、国際オプションのバカロレアが受けられる、日本語セクションが設置されている中学校を受験する生徒達が出て来ます。 ここで、日本語セクションに合格した場合には、もう日本語学校に通う必要がなくなる訳ですが(それでも続けたい生徒は別として)、中学校進学時で、今後の進路をどうするか悩む時が来るようです。 我が家の場合は、中学からは、時間割的に通いづらくなるので、授業時間か、日にちを変えないと続けていくのは厳しくなります。 ただ、今のクラスメイト達もいいし、日仏の子供達同士の普段の交流の機会が少なくなるのは、残念でもありで。。。 将来的に日本語を使うか否か、自分と同じような友達と出会い、肩を並べて学べる事、それだけでも子供達には、日本語を学ぶだけではない何かを学んでいるのは確かです。 さて、来年はどうなることでしょうか、、、。

クリスマス休暇突入です!

今日から、待ちに待ったクリスマス休暇が始まりました〜。 1週目は、御友達と遊ぶ予定を何日か入れている娘。。。 普段時間がない分、休暇中に色々補っている我が家ですが、年末年始が明けたら、早速学校での試験週間、そして音楽院での演奏会などが待っているので、遊ぶところは遊び、勉強するところは勉強する(練習する)といったお休みにまたなりそうです。 さて、昨夜やっともみの木を購入! また本物にするか、プラスチック製にするか迷いに迷った挙げ句、今年は本物にしました。 1月に入ったら、路上に捨てるのではなく、ちゃんとリサイクルに出すと決めています。 さりげない、良い香りがもみの木のある居間に漂うのが嬉しいものです。 以前からあるプラスチック製の小さいもみの木と並んだ、大きなもみの木。 娘が楽しく全部飾り付けをしてくれました。

コンチェルトの夕べ

学校も後一日で今年は終了という日の夜に、家族でコンチェルトを聴きに行って来ました。 同じ15区のコンセルバトワールに通う御友達が、コンセルバトワール内で開催されていたコンチェルトコンクールにピアノで優勝し、ガラコンサートを行うということだったからです。 幼い頃からピアノを始め、ご両親も両方共に音楽家であるこの御友達。 以前に一度、娘もソルフェージュが同じクラスになり、彼女の弾くピアノを聴く機会が何度かあったのですが、娘自身も忙しくなり、ここ一年以上聴いていなかったので、とっても楽しみにしていました。 まずは、ビオラで優勝した生徒達が2名、ソロでオーケストラと共に演奏を。 その後はその御友達がソロでピアノを。 立派な演奏でした! 私達は、15区のコンセルバトワール内のこのオーケストラの演奏を聴くのは初めてて、今指揮をしている先生が、来年、娘も参加するハープのアンサンブルとも演奏会をする予定なので、とてもいい勉強にもなりました。

シャンゼリゼのクリスマス市

お休みに入ってからゆっくり行こうと思っていた、シャンゼリゼ大通りのクリスマス市に、たまたま近くにお出かけしたので、行って来ました。 とっても暖かなポカポカ陽気の日曜は、朝でも結構な人出が。 コンコルド広場の大観覧車とオベリスク。 観光用のパリのオープンカー二階建てバス。朝日が眩しい! 恒例のりんご飴。美味しかったです。

オーケストラ•コロンヌ

12月ともなると、あちこちでバレエや合唱などの発表会だなんだと聞きますが、今年は我が家はちょっと余裕があり、鑑賞する側にいます。 日曜日の朝に、娘の先生が参加する、子供向けのオーケストラ演奏を聴きに行って来ました。 パリ•フィルハーモニーへの学校遠足以来、なかなかオーケストラを生で聴きに行く時間がなかった娘にとっても久々でした。 凱旋門近くの会場へ。 中庭に面した会場。 とっても趣きがあります。 スクリーンもあり、良く見えるようになっていました。 この時の指揮者は、おじいちゃん。 でもパワフルで、説明も上手な方で、さすがでした。 先生ともご挨拶をし、舞台に上がらせて頂いたり、一緒に写真を撮ったり。 知っている方が演奏しているオーケストラ鑑賞は、いつもよりも親しみを感じ、とても近くに感じられて良かったです。

土曜日のお出かけ

あと1週間で、こちらはクリスマス休暇に入ります。 さて、今朝も娘は2時間のハープのレッスンを終え、その後は御友達へのクリスマスプレゼント等を探しに行き、帰宅してお昼を食べて、急いで宿題を終わらせていました。 私は、いつもの待ち時間の間に、御友達のお子さんのバレエの発表会を観に行き、とっても素敵な時間を過ごす事が出来ました。 そして、夜は久々のお出かけ。 パリの繁華街(笑)まで、先生の薦めもあり、ハープの音楽喜劇鑑賞に行って来ました。 ハープのイメージがかなり変わる、とっても面白いスペクタクルでした。 ポンピドーセンター横の路地を入ると小さな小劇場が。 こちらがちらし。色々なスケッチ(寸劇)があり、描写がとっても面白く、笑いの絶えないスペクタクルでした。 最後には私の大好きな、パッヘルベルのカノンのパロディまでが。 クリスマス休暇中は、毎日上演されているそうです。

パリ他22都市での自動車交通規制日

今朝、バスに乗り、いつものように、定期券を機械に通そうとすると、ブーっと嫌な音が。。。何度やってもピーンといつものように鳴らないので、どうもおかしいなと思ってよく見てみると、12月6日(火)の今日一日は無賃乗車が出来ますと書いてあり、バス内の次の停車所の電光掲示案内にも、今日の乗車運賃は一日無料だとの案内があり、やっと訳が分かりました。 次々に乗ってくる乗客も、定期を機械にあてるたびにみんなブーっ。 思わず娘と笑ってしまいました。 実は本当は、ここ数日大気汚染がひどくなってきたので、パリ及び22都市で、車の規制のために、共通交通機関を無料に!との政府からの要請があったからのようです。 どうやら最近、一日の終わりに目がクシュクシュする(花粉などの時のように)、頭痛がするなあと娘とも言っていたのですが、大気汚染の影響だったようで。。。 セーヌから見えるエッフェル塔も快晴なのに、スッキリは見えず。。。 バロン•ド•パリ、空気を観測するこの気球をどうも最近朝から良く見るなあと思っていたので、その謎が溶けました。 ああ、自然の奇麗な空気が吸いたい。。。

冬のヴェルネゾン

今年の冬は既に雪もちらつき、どうやら昨年よりも寒い冬が続きそうなフランスです。 そんな中、昨日はまたお店の手伝いに行って来ました。 今年は、クリスマスイブとクリスマスの日が土日に重なるので、24日は開けたとしても、25日はどうする??とお店仲間と話をしています。 娘を学校に送った後、セーヌ河上の朝焼けが見えてきたのでパチリ。メトロでクリニャンクールに向かいます。 他の蚤の市にも少しずつクリスマス飾りが始まり。 かなり早く着きました。まだ薄暗い界隈。 暖房を入れても、あまりにもまだ寒いので、すぐ近くにある新しく変わったばかりのお店のモロッコ風クレープとミントティーで温かい朝食を頂きました。

またあっという間に1週間が終了しました。

今週は、主人の姪っ子が、3年間ずっと温めて来た経営学の博士論文発表審査会に参加し、晴れて博士号を取得したので、既に博士号を持ち、自分の妹の博士論文を手伝ってきたその兄の主人の甥っ子、その姪っ子の両親、旦那さん家族、生物学での博士号を持つ主人の弟家族などが集合して、いつもよりとても賑やかな1週間となりました。 娘も、日本語学校をお休みして、その論文発表会を公聴する事が出来、とても良い経験が出来ました。 私がフランスに来てからというもの、論文発表会を公聴するのは2回目です。 始めは、主人の弟の発表をもう10数年前に公聴したのですが、今よりも仏語はまだまだで、そして理系の生物学の論文を聞くのは、やはりかな〜り難しかったのですが、今回は経営学。 技術的な言葉で、分からない、知らない事も多々ありましたが、前回よりはまだマシで、知らなかった事を知る良い機会になりました。 高校で進学校に通っていたと言っても、勉強は嫌いだった私です。 仏語が大分分かるようになった時に、主人に仏語だけではなく、なんか違う勉強をして、ちゃんと資格を持っていた方がいいと言われた事がありますが、仏語で他の勉強なんてできなーい、と自分に甘かった私も早在仏20年。。。 途中で色々と研修を受けたり、フランス語のレベルアップを測ることもありましたが、その当時は、仏語が話せて、日本での仕事経験があれば、わりと簡単に仕事は見つかった時代です。 とにかくまずこちらで働いてみたかった私は、本当に様々な場所と業種で働かせて頂くことは出来ましたが、こうやって、姪達の生き方を見ていると、いや凄いなー、自分には出来ないなーと素直に思ってしまうのです。 さて、そんな中、既に12月、師走の月に入り、2016年ももうすぐ終了と言うことで、今年はまたさらに、娘の御陰で、私達の生活環境にいい変化があり、新しい世界を見させて貰うことが出来たことに感謝しつつ、お店なども益々、気合いを入れていかなければと思った今日この頃です。 また1週間があっという間に終わりましたが、忙しくてもとても楽しい1週間でした。 寒い日々が続きますが、クリスマスデコレーションが奇麗な街並のパリは、寒くても外でそれを鑑賞するのが楽しい毎日です。 ギャラリーラファイエットのウインドーデコレーション。 こちらはあるショッピ

パリの市民コンセルバトワールの話 その5

さて、今回は実際の授業などの話をしたいと思います。 CE1の小学二年生(7歳)で、それぞれ週一回、一時間のソルフェージュの授業、合唱の授業を受けます。合唱に関しては大きなテストはなく、ソルフェージュにはそれぞれ中間テスト、期末テスト、学年末テストなどがあり、ここで、平均点に達しないと落第か、その年のクラスを維持という形で進級できません。 合唱は一年に一度、発表会があり、保護者達の前で、成果を見てもらう機会もあります。 その後、CE2の小学三年生(8歳)から、楽器の個人授業が週一回、30分程入ります。 最近は合同レッスンをとる形も出始めて来ていて、一時間で二人の生徒を一緒に見ることもあります。 娘の先生曰く、フランスはバカンスが多いので、週30分の授業が年間で20時間程。それしかレッスンがないことを考えると、一回でも休んでしまうことのもったいなさ、家で練習をしなければ、余計に進みは遅くなるので、なるべくレッスンは休まないで下さいと と言う訳で、どれほど、毎回のレッスンが大切か話しているのを聞いたことがあります。 この年から、ソルフェージュ、合唱、楽器レッスンという形になり、どう授業を繋げて、コンセルバトワールに上手く通えるようにするかも、大切になってきます。 楽器を専攻し始めると、年一度、オーディションという発表会(公聴会)があります。その他、コンセルバトワールのプロジェクトなどのコンサートに参加したり、先生によっては、他のコンセルバトワールのクラスも掛け持ちしている人もいるので、そちらと交流したりもして、色々な音楽活動に参加することもあります。 CM1の小学四年生(9歳)になると、先生の指示があった場合、アンサンブルのレッスンが追加され(ビオラの場合は最初の年から、と聞きました。でもこれも担当の先生や生徒数、その生徒の各レベルなどにもよるようです。)、益々、コンセルバトワールに通う時間が増えてきます。 娘は二年目から参加することになり、他のハープの生徒達との交流や一緒に音楽劇をしたり、と、とても良い経験になっています。 通常は、4年間のソルフェージュの授業を終えて、第一期課程終了試験(口述、筆記)を通って初めて、次のステップ、第二期課程に進めます。 年間の授業態度、成績なども考慮されます。 今までは点数、名前、進級出来るか云々が