アンティークたちとパリ生活のつぶやき

ここ数日、パリ及びフランスは熱帯地方になったかのように、最高気温が３７度に上がる程、暑い日々が続いておりました。 まるで、日本の実家に来たみたい！と、私は内心嬉しく思っていましたが、ちょっと動くと汗だくになり、朝夕にシャワーを浴びるなんて珍しくて、実は秘かにまだまだ続けばいいなあ、なんて思っています。。。 今年は雨も多く、洪水などもあったので、急いで秋も冬も来なくていいなあと。。。 さて、この週末は、渡仏当時からおつきあいをさせて頂いている、郊外に住む、御友達の所に遊びに行って来ました。 駅を降りてから数分。私達が結婚式をあげた市庁舎前を通りながら湖へ。 この先は湖。 御友達宅に着いて数分後に雨。すぐやみましたが、びっくり。 御友達宅からの眺め。これが毎日見られるなんて、、、。 前日がお誕生日ということもあり、手作りでフルーツケーキを焼きました。 お天気も戻り、また暑くなったかと思いきや、風通しが良く夕方頃が最高に気持ち良かったです。 ここに来ると必ず遊ぶゲーム。これは結構頭を使います。 フランスの定番の言葉遊びゲーム。結構難しいですが、一人でも慣れている人がいると進みやすいです。 いつもお世話になっている御友達と色々なお話もして、素敵な一時を過ごす事が出来ました。 さあ、新学期も頑張らなくては！

夏の家族旅行から戻ってきた御友達からのお誘いで、学校が始まる前に一緒に遊ぼうよ！となり、まだ日中の暑いうちはお家の中で遊んだ後、夕方近くに、久々に公園に遊びに行って来ました。 家からは、少し遠いので、あまり来たことのないこの公園。ちょっとだけ芝生もあり、 昨日は人も割と少なく、静かに過ごせました。 夕方１８時近いのに、まだまだ明るいパリ。 来週からは新しい学校が始まるので、こうやって、今までの学校の御友達と遊べる機会も減っていきます。。。 が、なるべく機会を作って遊べるといいな。。。

今週は、また真夏日が戻って来たパリです。 今日は、最近娘がどこかで見つけて来た学用品、事務用品専門店に初めて行って来ました。 バスに乗ってお隣の１４区まで行くと、道すがら素敵な路地を見つけ。 商店街の間にこんな佇まいがありました。パリはこういう時々の発見が面白いです。 さて目的のお店に到着。 サイトで予め住所を調べ、もう少し大きいのかと思っていました。 でもこの場所は、こじんまりしている割には従業員の数が多く、とても親切で、色々探すのも簡単でした。 もう結構な量なのですが、残念ながら、これでも、まだ全部ではありません。 重さも結構あります。 今日は、午後も続けて必要品を探しに行き、あと残すところ二つになりました。 帰り道に見つけた美味しそうなパン屋さんで。お店の写真を忘れましたが、佇まいから自分好みでした。 ブルターニュのケーキ、ファーブルトンと芥子の実入りパンを。 ファーブルトンは嫌みなくラム酒が効いていて、プルーンも一杯！ パンの方も、噛めば噛む程味わいがあり、とっても美味しいかったです。

早いもので八月ももう半ばに入りました。 相変わらず暑くなったり、そうじゃなかったりのパリのお天気です。 あと少しでまた新学期（どちらかというと新学年）が始まるということもあり、少しずつですが、また色々なことをやり始めています。 まずは、９月から通学に定期券が必要になる娘の申請書類を貰いに。 申込書に学校側の証明印を頂いて、郵便送付してから３週間くらいかかるそうで、まあ１０月中にゲット出来れば良いかなというのが気長な話のフランスです。 親切な駅の人によると、学校は閉まってるいけど、誰かはいるはずだから、行ってみるといいよ！ともアドバイスされましたが。。。 中学生から、奨学金を貰ってる学生はもっと運賃が安くなるんだとか。イルドフランス圏のどこに住むかにもよるそうですが。。。色々な制度があるんですね。。。 こちらは、今年度の担任の先生指定の必要学用品リスト。 今までの学校指定よりかなり細かい指定が。。。 昨日は、今実際に既にあるものとリストを比較して、色々とチェックを始めた娘。 なるべく指定したメーカーを望むと書いてあるので、それを探さないといけません。 まあ、まだまだ夏休みも楽しみたいと思います。。。

そろそろ、夏の旅行からパリジェン達も帰ってきているようです。 この９月からの、娘の新しい学校も、新学年の文房具品リストをサイト上で出したので、そろそろ準備に取りかからないと、と思いつつ、今週からまたお天気も良いということで、今日は主人の手伝いにお店に顔を出して来ました。 蚤の市の中では、夏休みで閉まるお店もチラホラありますが、我々は閉める予定は今のところありません。 眩しいお日様の光！ お天気がいい日の人出は多く。 私はしばしお掃除などに精を出し。。。 今日は、日本から戻って来た御友達ご夫婦も、遠くからわざわざ訪ねて来てくれて、久々に色々とお話も出来ました。 明日は月曜ですが、お店は開いています！

次は、ボザール美術館へ。観光局のすぐ隣にあります。 現在は２階（日本でいう３階）が改装中で、１階と中１階、地下での展示がありました。 １７、１８世紀のエコールフランセーズの絵画や、 有名なルイ１４世も。 私の大好きな風景画も沢山あり、こちらの絵の前には長椅子があったので、しばらく見とれていたり。。。 色々な像や。 コンテンポラリーも。 こんな部屋があったり。 最後はジャンヌダルクの家を訪ねて私達のオルレアン訪問は終わりました。 実際にはそんなに長く滞在した家ではなかったようですが、外観が可愛いということで。 こちらがその事を記した碑。 お土産は、オルレアンのマスタード、コティニャックと呼ばれる花梨のジュレ、そして、塩バターキャラメル入りのサブレ。 娘はジャンヌダルクに関する色々な物を入手していました。 フランスをイギリスから救ったのにも関わらず、弱冠１９歳でこの世を去ったジャンヌダルク。 ルーアンで火あぶりにされ、その当時博物館に行った時には、その重みに胸が苦しくなったことを良く覚えています。 彼女の名言や生き方には、今もなお、学ぶことが一杯。 色々と考えさせられる旅行となりました。。。

お腹も一杯になり、まだ明るいけど時刻は２１時をまわり。。。ホテルへ戻りました。 旧市街だけならトラムに乗らず、徒歩で２０分から３０分程で色々移動出来ることがわかり、なかなか動きやすいオルレアン。 でも久々に一杯歩き、なかなか疲れました。 夜はゆっくりと、リオ•オリンピック鑑賞をしながら、次の日の対策を練ることに。 そして次の日。 やっとグロロ邸に到着！前日より見つけるのはとても簡単でした。。。 とにかく圧巻。 市庁舎として使われていたとは。。 こちらにもジャンヌダルクの絵。 立派な装飾の椅子。 とにかく見応えがありました。

歴史ある街には見るものが一杯。 さすがにもう時間も夜になり、夕食に。 有名なブルゴーニュ通りで良さそうなレストランを探します。 思ったよりバーが多かったのと、郷土料理と言ったほどのものもあまりないようだったので、そして子供もいたので結局ピザに。 ただ、オルレアン風ピザと言うこちらで有名なマスタードを使った鶏肉と生クリーム入りのピザがあり、私はそちらにしました。 これが超美味！フレッシュなロケット草が上からかけてあって、なかなか美味しく頂けました。 あまりお腹が空いていたので、すっかり写真を忘れた自分。。。 でも絶対にこのピザを自分で再現すると決めたのでした。。。 そして、デザートにカフェグルマン。パリのカフェよりかなり凄いボリュームです。 後から知ったのですが、オルレアンはビールもなかなか有名なようで、色々なフルーツ味のビールがあり、そういえば大聖堂前のカフェで色付きのビールを飲んでいた人が一杯いたな、と思い出しました。 お店の人も、街の人も本当に親切で、なんだか小さい街っていいなあと思ったり。 渡仏当時、ノルマンディーの小さな街ルーアンで過ごした思い出がちょっと蘇りました。

オルレアン散策は、まだまだ続きます。 旧市街の一部が遊歩道になっているとホテルの方が教えてくれたので、ロワール河岸まで夕暮れ時を散策に行きました。 曇ったり晴れたりした天気でしたが、わりと過ごしやすく、散策には最適でした。 コロンバージュが奇麗な家。 なかなか可愛いこのような家も。 ロワール河！ このジョルジュV橋にはトラムも通ります。右岸と左岸を繋ぐ橋です。他にも何本か橋があるのですが、時間がなく制覇できませんでした。 左岸から右岸を望むと、カテドラルが奇麗に見えます。 水は少なくても奇麗で、魚達が一杯、釣り人も一杯いました。 トゥレル河岸にある、ジャンヌダルクを祭った十字架。 さあ、これから夕食です。

アイスクリームで元気をつけた後は、ジャンヌダルク通りから、まっすぐ聖クロワ大聖堂へ。 こういうメダルがジャンヌダルク通りのあちこちに。 立派な大聖堂。 大聖堂前では、ウルグアイの方達が何故かダンスを踊られていました。 中へ入ると、明るく立派な内観が。 こちらには、１０枚のステンドグラスにジャンヌダルクの一生が描かれています。 教会内に説明書きのパンフレットもありました。 他にも奇麗なステンドグラスがありました。 神社などがないフランスなので、お参りも兼ねて、ロウソクを買って、娘と一緒に灯してもきました。 そして街中を散策前に大聖堂前のカフェで一服。すぐ近くにトラムが通るのでパチリ。 不思議な光景です。。。 カフェはパリと変わらず。。。物価もあまり変わらない気がしました。 でも人はとても親切です！夏休みもあり、街の流れがゆったりしているせいなのかな。。。