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3月, 2019の投稿を表示しています

ベルサイユ宮殿内チャペルでの合唱コンサート

音楽院の年度末試験が始まって、着々と今年度の合唱コンサートの予定も終盤に差し掛かっています。 昨夜は、ベルサイユ宮殿にある、ロワイヤル•チャペル内で行われた、合唱コンサートに娘が参加したので、主人と鑑賞に行って来ました。 久々の郊外線。かなり久しぶりのベルサイユ。 最寄り駅のホームが、観光案内のように有名な建物の写真で飾られていました。 上階で、二手に分かれて始まったコンサート。音響効果がとても良くて、アカペラも良く響き、パイプオルガンも素敵な音色でした。 今までのコンサートもなかなか良かったのですが、その中でも、今回のコンサートは、これは〜!!!と、とても感動するものとなりました。雰囲気の影響も少なからずあったのではないかと思いますが。。。 チャペル内は、ほぼ満員。 ちょっと逆光ですが、ベルサイユ宮殿の正面です。 帰宅の最寄り駅がエッフェル塔が良く見える駅だったので、パチリ。 奥の方に見えますでしょうか。 今週末は、ハープのオーディション(公聴会)、そして、来週の月曜日は、ガブリエル•フォレ題材の合唱コンサートです。

オペラ•ガルニエでの管弦楽コンサート鑑賞

来週から5月までの間に、音楽院の各々の課目の年度末試験が始まります。 そんな中、オペラガルニエでは珍しく、ハープも参加する管弦楽のコンサートが催されると、娘のハープの先生から事前連絡があったので、忙しい時期ではあったのですが、娘と一緒に鑑賞しに行ってきました。  いつ見ても素晴らしい造りのオペラ座 。。。 有名なシャガール の天井画。シャンデリアや壁には、竪琴のモチーフがあちこちにありました。 3階席の素敵な空間のロッジ席からの眺め。オペラグラスなしで余裕で見られました。 向かって反対側の席。 素敵なロッジは、6人用。バンケットに鏡台に、コート掛けがあり、古くてもとても趣きのある贅沢な空間でした。 夢のようなひと時は一瞬にして終わり、娘の宿題と試験勉強のため、足早に帰宅したことは言うまでもありません。。。

春らしいパリ

何だか最近目がショボショボするなあ、喉の調子があんまりだなぁと思っていたら、段々と草木に蕾が付いて、花を咲かせていて、それと共に花粉の季節を感じています。 外出時にマスクをつけなければならないほどではないのですが、やはりちょっと体調を崩しやすい季節です。。。 久しぶりに、娘が扁桃腺にかかり、突発的な高熱を出し、最初はインフルエンザかも知れないと思ったので、週明け早朝から、ドクターを呼んで、二日間の自宅療養を言い渡されました。 休み明けから、移動付きのコンサートが続いていたし、疲れが出たのかとは思いますが、私も立て続けに溜まっていた仕事をこなしていたので、何だか疲れが出てしまい、やはりちょっと体調を崩しました。 最近は、思っていたより無理が効かなくなっているのを感じてきています。 今年は健康にもっと気を使わないとなあ、自分を可愛いがらないとなぁなんて思う毎日です。 さて、溜まっていた仕事を済ませるため昨日は半日パリを移動。 帰りは、久しぶりにバスに乗り、工事中のためあちこちで道が混んでいて、思っていたより時間のロスが多かったのですが、地下鉄ではあまり味わうことのない、ポカポカ陽気とパリの街並みを楽しむ事が出来ました。 半袖姿でセーヌ川沿いをジョギングする人。。。 来週末からはサマータイム、そしてそのすぐ後はもう四月です!

エクアン城併設国立博物館内での合唱コンサート

何だかまだまだ肌寒い気候のパリです。 もうすぐ、冬時間から夏時間に切り替わります。 さて、この週末は、パリの北方にあるエクアンという小さな街(いや村?)に行って来ました。 北駅から国鉄SNCFの電車で約20分ちょっと、でも電車自体が1時間に2本くらいしかないので、予め時刻表を見てから家を出ました。 今年に入ってからも、毎週土曜日は、黄色いベスト運動がまだ続いているので、地下鉄の閉鎖駅もあったことで、かなり早めに家を出発。 現在工事中の北駅はちょっとわかりにくかったのですが、無事に電車に乗り換えて、最寄り駅まで到着できました。 お城までのバスがあると聞いていたので、時刻表を見ると、そちらも1時間に2本のみ。 私達が着いた時には、40分程待たないと行けなかったので、駅を出てすぐの森の遊歩道を徒歩で登り続けること約20分。 幸いお天気で、気持ちのいい20分のお散歩時間を堪能することが出来ました。 一瞬、コートが脱げるくらいの暑さに。やはり森の空気は清々しい〜!!! お城があった!でも、正面入口は逆でした。 エクアンの街並。近くに飛行場も。 正面入口から見た外観。 合唱のプログラムと国立博物館のパンフレット。 博物館内のあるサロンで、真ん中から二手に別れての演奏。 声はなかなか良く響いていました。 最初にエクアンでのコンサートがあると聞いた時は、えっ?そこどこ?という感じで、多少なりとも交通などの便での不安があったのですが、こういう機会がないと行かない場所だな〜と親も子供も含め、改めて、色々な経験をさせて頂いていることに感謝した一日でした。 帰りは、有り難いことに、娘の仲良し先輩友達のご家族が、途中まで車で送ってくれたので、スムーズにパリに戻れました。 そして、まだまだコンサートは続きます。

Concert La Soupe au Caillou(小石のスープ)

さあ、お休み明けからすぐまた合唱のコンサートが再開しています。 これから4月のイースター休暇までに、合唱が5つ、ハープが1つ、色々な場所でコンサートや発表会があります。 その前後で年度末の楽典の第一次試験が開始されたり、ピアノの試験があったりと後半の試験期も続きます。 昨夜は、レ•アルにある、視聴覚ライブラリーで、“小石のスープ”と題したコンサートが開かれました。 内容は、主に食に関してのもので、仏語での様々な食に関する表現を引用していたり、料理レシピなど、いつもとは少し違う内容の歌で、面白いコンサートになりました。 ただ、会場に人数制限があったため、全体的に聴衆が少なかったのが残念だなぁと思っていたら、6月にもう一度コンサートを改めてするかも知れないと言う情報が入りました。 クラッシック音楽があまり好きじゃない方も、こういう内容の合唱コンサートなら、十分楽しめると思うので、もしも聞いてみたい!と言う事であれば、パリ地方音楽院のサイトで、今年度のイベントカレンダーを検索して頂けると、年度初めのパンフレットに乗り切れなかった情報が、随時更新されているので、それをご参照頂けると幸いです。

音楽院再オリエンテーション目的の試験

今年度(2018/2019)から新しく、中学の5ème(2年生)と 3ème(4年生)の合唱•声楽コースの音楽院の生徒達が、学年度途中、前半期末の試験対象になり、今までは学年度末にのみ行われてきた試験にプラスして、今後の再オリエンテーション指導目的の為、2月の初めに声楽の特別試験が施行されました。 昨年度までは、入学してから一年目が試用勉強期間と題して、よっぽど生活態度や成績が悪くなければ除籍や再度試用期間という形はあまりなかった(それでも既に、娘が入学した最初の年度には、最終的に3人ほどの生徒の除籍がありましたが。。。)のですが、今年からは、年度途中に施行された声楽試験の結果や、中学及び音楽院の全ての成績、生活態度、モチベーションや今までの成長過程など、様々な基準を元に、既に数人の除籍が決まり、少しざわついている最近です。。。 今回の声楽の試験結果が公表されたこと、そして、昨年末の段階で、既に音楽院側から呼び出しを受けている保護者達もいたことで、このスキー休みのバカンス中に、前半期の音楽院の成績表が郵送で届いてから、実際に除籍される生徒名が分かった時には(注、除籍される生徒に関しては、直接その生徒にしか通知は行きません。)、実は娘の御友達もそこに含まれていたので、薄々わかっていたことではあっても、やはりショックは隠せませんでした。 まだ義務教育の範囲内ではあっても、落第や除籍は、公立の音楽院及び学校でも免れない事実で、少し身の引き締まる思いがしています。 当たり前の事ですが、音楽院に入学できたから、もう大丈夫!では全然なく、そこから初めてそれぞれがどう将来的に成長して行くのかが、一番の目的であり、課題でもあります。 ただ、習得が早い、遅いについては、それぞれの生徒のリズムがあり、そこに、学校の勉強も加わってくるので、今回の除籍に関しても、色々と時間をかけた上で、良く検討された結果だとは分かってはいるけれど、実際にそれを聞いてしまうと、現実の厳しさを目の当たりにして、音楽の世界で、ただ楽しく過ごす毎日だけではないんだな、ということが改めてはっきりとわかります。 でも、まだまだこれからの子供達です。今後、自分が本当に何をしていきたいのかを考える、決めるには、まだ少し時間に余裕があるのではないかとも思います。 実際入学してみると、半日は学校、半

発着表示板が好き!

昨年末から、嬉しいことに、日本からの訪問者が続いている我が家です。 この波に乗って、どんどん前みたいに、友達や家族などが来てくれるといいなぁなんて、実は密かに思っています。 さて、今回は空港の往復から始まり、北駅など、色々と甥っ子の付き添いをしていたのですが、毎回、出発&到着時間を表示する掲示板を見るのが好きです。 自分が旅行に行かない時ほど、何だかワクワクしてしまいます。 この日のこの時間帯は、日本から3便ほどパリ便が到着していました。 ロンドンからのユーロスター到着案内板。ユーロスター発着のお陰で、昔から悪名高かった北駅も、だいぶ明るくそして綺麗に、使いやすくなっています。 こうやって、掲示板を見ると、まだ知らない様々な場所があり、それぞれ移動している人たちがいるんだなーと、一生全てを知ることがない、未知の場所への妄想が膨らんで行くのです。

あっという間にバカンス終了!

三月三日のひな祭りがいつの間にか来て、世界女性デーも終わり、もうフランスの冬休みも残すところあと一日となりました。 約1週間の滞在を終えた日本の甥っ子も無事に帰国。 本当にあっという間の2週間のバカンスでしたが、とても充実していたように思います。           (パリ市内〜空港間のバス内の日本語表記。ちょっと惜しい!) 私にとっては、かなり久々のパリ観光も、新たな発見がいっぱいあり、来たばかりの頃よりは、大分パリの印象も変わり、行く先々の人々がとても親切なイメージが強くなりました。 ジプシーなどのスリ、ひったくり、物乞いに関しては、以前と全く変わりなく、やはり観光地パリのとても残念な点ではあります。。。 甥っ子と一緒に観光をしていたら、ハープ通りを発見! 黄色いベスト運動が続き、テロ事件やスリなど色々と懸念していた中、甥っ子の初めてのパリ訪問が、滞りなく、そして楽しく終わって、ほっとしています。 あと一日のバカンス、何をしようかなー。

日本の素晴らしいお菓子たち

しばしの間、甥っ子君がパリを離れたので、私は少し家事やアンティークの仕事等、そして娘は宿題をやっています。 今回のバカンスは、中学の宿題よりも音楽の宿題の方が多く、日本語の方もたっぷり出ているので、この一週間で何とかやり遂げねばです。 日本から甥っ子君がいっぱい持ってきてくれたお土産たちが、そんな中、お茶のお供に大活躍してくれています。 とにかく、日本のものは、パッケージも凝っているものが多く、とても贅沢ですが、幸せな気分になります。 小袋に別れたオシャレなおせんべいや大好きな福砂屋のカステラ。 信玄餅飴、などなど。 ユーハイムのバウムクーヘンは、日本のお菓子ではないけれど、幼少の頃からの変わらぬ味が、時々恋しくなり、お土産希望リストに必ず書いてしまう定番のお菓子です。 今回は、ひな祭りもあったので、ひなあられやおかき等もとても美味しく頂いています。 休み明けは、食事制限をし始めなければ〜!笑

パリ観光 その2

次の日は、ベルサイユ宮殿までと思っていたのですが、甥っ子がパリの街並や建築様式をとても気に入ったこともあり、黄色いベスト運動のデモがちょっとだけ心配だったのですが、続けてパリ市内に繰り出すことになりました。 マレ地区から始まり、パリ市庁舎、シテ島、ノートルダム寺院を巡った後は、左岸に下り、お昼にブルターニュ地方のガレット&クレープを。 そば粉の塩味クレープ。3種類、中に入れる具が選べます。 デザートのクレープ。こちらも3種類、具を選べます。 私のクレープは、塩バターキャラメルとホイップクリームにバニラアイス付き。 娘も納得のなかなか美味しいクレープ屋さんでした。 腹ごしらえをした後は、カルティエラタン周辺へ。サンミッシェル広場や、ソルボンヌ大学、パンテオンへ行き、そして、リュクサンブール公園で憩いつつ、最近良く見かけるオーガニック系カフェで一休み。 この日は、2万歩までは行きませんでしたが、1万6千歩は達成! 最近パリをあまり歩くことがなかったので、なかなか楽しませて貰っています。

パリ観光

この冬休みは、大学生の甥っ子が、初めて一人でパリにやってきました。 丁度、私達の冬休みと重なったので、一緒にパリ観光をしています。 最近は大体、オルリー空港を使うことの多い私達ですが、久々にロワシー、シャルルドゴール空港へ御迎えに行って来ました。 設備が奇麗で、とても便利です。 空港でも、大きな電車の駅でも、こういう電光掲示板を見ると、何だかワクワクしますね。。。 モンマルトルの丘にあるフニキュレール。 メトロの一日移動券を買って、バスもトラムもメトロも郊外線も、決められたゾーン以内なら、これ一枚あれば、何度も乗り降り可能です。 サクレクール寺院の中にも入り、旅の無事を祈りつつ、パリの絶景を見下ろした後は、凱旋門のあるシャンゼリゼ大通りへ。 久々にしっかり上まで登って、景色を楽しんできました! 階段よりも螺旋階段がキツくて、ちょっと目眩がありましたが、無事に上まで到着。。。 エレベーター使用は以前と変わらず、乳母車の親子か、障害者の方達のみ使用可能です。 朝から小雨が降っていたのですが、モンマルトルと凱旋門に着いた時には、奇跡的に雨が止んでくれて助かりました。 ただ、ずっといいお天気だったパリもまた急に寒くなっています。 お昼は、カフェのテラス席で、キッシュ•プロバンサルなどを頂き、スタミナ補給。 ギャルソンが親切でいい人達でした。 ルーブル美術館やチュイルリー公園、ギャラリーラファイエットデパート、パリのパッサージュなども楽しみつつ、エッフェル塔も観に行って、2万歩以上も歩いた一日。 その日の夜は、ぐっすり眠れたことは言うまでもありません。。。笑。