数年前に、動画で≪Nのために≫を初めて観てからというもの、とりこになってしまった湊かなえさんシリーズ。 その当時パリにあった(今は大分小規模になってしまいましたが)Book-Offで、見つけるたびに手に入れて、今では少しのコレクションができています。 なぜこんなにも魅了されたのかは、実は良く分からないのですが、きっと複雑な人間関係や心情の描写、時にゾッとしてしまうその感じが、何ともスリルで、それが良く説明されているところに魅力を感じてしまうのでしょう。 実際に起こりそうで起こらない?フィクションなのも、彼女の作品に魅力を感じる一つなのかも知れません。 本によっては、人間関係が複雑過ぎて、一気に読み進んで行かないと、内容が掴めなくなり、ちょっと読む間を空けてしまうと、また分かるところから読み直すという風です。 最近見つけたこちらもそういう作品でした。 時間ができるたびに、ちょこちょこ読んでいたのですが、少し間をおいてしまうと、あれ?、今これ誰が話してるんだったっけ?となり、今度改めて読み直す予定です。 さあ、新しい発見があるでしょうか。。。