ちょっと話が前後しますが、娘が通って早4年になる、パリ中心部にある日本語学校も、年度末の音読発表会を先週無事に終え、夏休みに入りました。 早い子どもで、年中さんから、毎週1時間半程、日本語を学んでいるわけですが、今年は、3年間勉強してきた所謂読み書きの授業から、大分内容も濃くなり、新しい漢字のカルタ製作(絵、文)、三分間作文、日本のおじいちゃん、おばあちゃんへの手紙、名前作文、歌、、、などなど、漢字のドリルの勉強ばかりでない勉強がこの一年間出来たことで、娘だけでなく、クラスの子供達の日本語の伸び方がぐーーーんと変わったように思ったのが、今年度末の音読発表会でした。 通常は一年で教科書の上と下を終えますが、この学校では一年で一冊のみ。 娘の学年あたりから、ぼちぼちと脱落者も出てくるとは聞いていたのですが、全体的な進みがゆっくりの御陰もあるのか、普段フランスの学校に通っていて、他のお稽古事等で忙しくしていても、毎回楽しみに通い、学ぶことが出来たのは本当に幸いでした。 クラス自体が、発言の多い、画期的なクラスではあるのですが、殆ど週一でしか会えないお友達との交流も、相乗効果を発揮していて、みんなそれぞれが上達していたと担任の先生も最後におっしゃっていました。 残念ながら、当初より一人だけ欠けてしまいましたが、来年度もみんな同じクラスのまま進級できるようで、週一のみですが、また楽しんで日本語学習に取り組んで欲しいと思います。 継続は力なり。 この言葉の意味をひしひしと感じている今日この頃です。